2008 / 3 / 21
きゃんとく 

　SL スタート前 1

表彰台独占にJK霧中で大喜び！

シーズンも後半に突入。 　チェッコリーのレースは山場の上越国際2連戦。
今回の戦いはイヤでも盛り上がります。 何てったって最近では珍しいエントリーが10人超！ 　熾烈な争いが展開されて、喜ぶ者やうなだれる者達が・・・のはずだったんですが、いらっしゃいましたよDSの方々が。

結局、杉だらけの上国にビビリながらも向かった精鋭は8名。
前日入りみちのく車・マニア69号車・あくっ車・きゃんとく車のアローンが4台。
事故渋滞にはまりチョイ遅れで着いた軍団車はぶちょ〜としゅう。
来るのか来ないのか判らなかったチーク車KOZOフとおやっさんは更に遅れて到着の予定だそうで。

そんな中、土曜のGSに出走したのはオールアローン車の4人だけ。
なんで？　って、そりゃまたもや「雨」だからでしょ。 戸狩に引き続き悪天候に祟られっぱなし。
その憂さ晴らしに？　長年の夢だった「チームで表彰台独占」しちゃいました。
傍から見たらただのお馬鹿さん達だったかもしれないが、気にするな。
大会受付にあった表彰台で記念にパチッしてみました。

表彰台　

GSのコースは、いつもの大沢にいつもの廊下といつものジャンプにいつものブラインドといつもの連続深回りといつものウェーブ。 　例年と変わらずいつも通りって感じ。

一つだけ違うのは出走前に濃霧で何にも見えなくなったことだけ。
まぁでも、GS滑るのにたいした事じゃないからね、次の旗門までしか見えない事ぐらい。
前の組の選手が霧の中で行方不明になったみたいだけど、そんなの関係ないし。
微妙にスタートはしたくないかなって感じだけど、俺的には前のGSで片方の板WAX剥がしてなかったのと同じくらいのもんだよ、こんなの。

GS 濃霧で中断中　

そんなんで結構待たされた後に再開のコールがあったけど、選手達が一丸となって抗議して阻止。
まだ2旗門目までしか見えねーって。
けど、しばらくすると次は強行に再開しやがった。
「コロス気かっ」とかみんなスタート係に罵声を浴びせながら、まだ3旗門目が霞んじゃってるじゃんって感じでスタート！

2008 上国 GS リザルト
順	Name	Time	Comments
1位	きゃんとく	1:15.52	成年2部9位 再開して二人目の出走で、方向感覚が鈍りそうなモヤモヤ。 一人目の選手はどこかでブッ飛んでたらしいがそんなの見えなかった。 スタートの瞬間にストックが手から外れ、１旗門目は意味無く誰よりもインを通過？ 中間の深回りはモヤモヤの中、地面の青い線からあふれ過ぎ。 が、今シーズンはGSが楽しく感じる僅差の勝利！
2位	みちのく	1:15.69	成年1部11位 ゴール後、「お前が最速！新ウイナー誕生！」って言われて大喜びの「ハイ、チーズ」。 んが、直後にリザルトが掲示されて僅差の２位。 ぬか喜びさせたヤツはもちろんチーム一のお調子者ぶちょ〜。 滑りは今シーズン安定感を増して順位もタイムも着実に上昇気配。 うちのチーム、まずはゴールしてなんぼですから。 腰から下、脚が柔らかく動けばもっと速くなるんじゃない？
3位	69号	1:16.22	成年1部12位 タイムを買う予算は増額のはずだが、WAXが謎すぎ。 ポリエチレン成分のWAXって、滑走面ポリエチレン素材ですから。 そのまま塗らなくていいんじゃない？　ガイジン研究者のWAX不要説の証明？ 滑りは「きれいにまとめ過ぎ。　暴れても落とされても真っ直ぐ行っちゃったら結果速かったーみたいに滑ってくださいよっ」って、速いパイパーが言ってました。
4位	パイパーあくっ	1:46.65	成年1部22位 石鹸みたいなスタートWAX塗ったのに転んじゃいましたよっ！ 途中まで速かったのにガタガタってなって板がとれちゃいましたよっ！ 眠いのに朝早く来たのにサイアクって感じですよっ！ こんな事ならパークで遊んでればよかったですよっ！ もう今からパイプ行ってきますよっ！ 飛び板のほうが軽くていいっすよっ！
DS	ぶちょ〜	−	格安購入の１日券を知らんヤツに即売り飛ばし。 金と体力を温存。　明日の為？　いや、今夜の為でしょ。 その後もリフトには乗ってましたが、何か？
DS	しゅう	−	happyしゅうは明日にかける？ GSなんかに出て怪我してる場合じゃないってか？ あほぉ、ココではSLでコケて入院したやつがいるじゃねーか。
DS	おやっさん	−	ええ、10年前、ココのSLでコケて入院しましたよ。 車椅子で東京に帰りましたよ。 けど、その数週間後に無事結婚式やりましたが、何か？
DS	KOZOフ	−	会社から帰りたくても帰れないんですよ。 だから試合に間に合わないんですよ。 え？　転職？　そりゃ考えてますよ、10年ぐらい前から。 でもまだ吐血してないから辞めさせてもらえないんですよ。

　みちのく　会心のガッツポーズ

微妙なタイム差のレース後はパイパーを残して山を下り国道沿いの蕎麦屋で昼食。
硬めの蕎麦が俺的にはGOOD。
セットやご飯ものもあり、ラーショ無き今ここは使える感あり。

昼食後ぶちょ〜以外はゲレンデへ戻り、大別当の急斜面でヘルムートお母さんに遭遇。
急斜にビビって泣き入ってる男の子に「峰の原の方が急でしょ！」とか言ってけっこうなシゴキようだった。

今日は午後も滑ってたので恒例の昼から宴は無し。 が、夜、宿からも日本酒１本差し入れで酒多すぎ？ 　買って来てって言ったけど、俺、赤ワイン３Ｌも飲めませんから。

マッタリとした飲みは、人の悪事をバラす者、好みの女を語り合う者など、いつもの様子。
そんな中、普段あまり飲まないズリちゃんなのだが、にごり酒を旨そうにグイグイやってた。 　戸狩で飲んだやつほどではなさそうだが、テカった頭がそのうちイイダコみたいに赤黒くなって撃沈。
何とマニアがWAXも塗らず。　うふッとか言ってJDの夢でも見てんのか？

これでもう誰もWAX塗るヤツはいない。
みんなSL板使いっぱなしなのに。
明日は全員WAXレスのイコールコンディションでテクだけの勝負？
NO！　いやらしい心理戦は既に始まってるぞ！



翌日

2008 / 4 / 12
あくっ 

上国 SL Start 2

波乱の上越国際スラローム大会。
車椅子で帰るのは誰だ！？
の巻。

やっぱりこうじゃないと、久々の快晴です。
暑いくらいです。スタートハウスの上ではＴシャツの選手もチラホラ。
レストランでは、上着を着てはいられない暑さですよ。
去年は寒い思いをした覚えがありますよ〜。
さて日曜日。
GSへの参加メンバーに加え、新たなる刺客が登場！！！
みちのく選手にはGSでは負けを認めるものの、SLならまだ負けない、「勝負しようぜ〜」と意気込むぶちょ〜。
GSはあっさりパス、攻める気持ちが感じられない！　と常々責められるしゅう。
掘れてるコースなら、と言うもののウィナーへの道は半ば！？　ＫＯＺＯフ。
置きに行く滑り、確かに病院送りになったコースだったかもしれないが、気負いは無し、のおやっさん。
と昨日のメンバー。

記憶も定かでないのですが、
１本目リザルトを見てみると！？

　上国 みちのく GS Time 2位

以上。
公式リザルト的には、こうだった。

俺の記憶的には？
前日2位のリザルトを残したみちのく県庁の☆だったが、どうやらＳＬはまだまだ改善の余地アリの模様で、いろんなワックスコテコテに重ね塗りした、ぶちょ〜に１本目では大きく（１秒位？）水をあけられる！？
レスキューワックスにレスキューされたし、滑りがバラバラになっていたとかいないとかの69号もぼちぼちのタイム？
あくっ、しゅう、きゃんとく、ズリ、ＫＯＺＯフ、ぶちょ〜、みちのく、おやっさん、だったのか！？

だってなぁ〜　公式記録に残ってないんだもの。　3人も。　Dの字です。
心理戦はもう始まってますよ、2本目スタートです。
フィリップ５で2ndランがスタートです。
今回のコースは、ストレートはどれも左から入って、ウェーブのところは思い切って正面に突っ込んで、 あと、一本だけアウトポールがインポールだと勘違いするとあらぬ方向に滑ってしまう、というわかりやすーーーいトラップあり、 だった気がする。
インスペは久々にしっかりやりましたよ。

では、二本目の結果〜

一応、最後にタイムを確認。

2008 上国 SL 合計 リザルト
順	Name	Time 1	Time 2	Time TTL	comments
優勝	あくっ	39.35	38.67	1:18.02	フィリップ5でめったにないよ１番スタート。 緊張するっつーの。 明らかに後ろ4人には滑りの質で劣るがスキーで遊べる度は俺の方が高いハズ（笑） 出だしは、ちょっとお手つきしそうになるが、まぁ、テク不足は今に始まったことじゃないので、気合でカバー。 　バンバン踏み蹴ってます。 　よかないけど、これしか出来ませんから。 結果、成年１部４位。
2位	しゅぅ	40.74	41.36	1:22.10	１本目に引き続きイイ滑り。 　オラオラしてない！　と思ったが最後の最後ちょっとやっちまった感あり。 　なんかひっかかってた。 　でも滑りは悪くない、だろ？　来季が楽しみです。 シーズン最後に成長を見せました。 　飛び賞（７位）の賞品も、日本酒、いいんでない！？ 　収穫の多いSLでした。
3位	きゃんとく	41.78	42.09	1:23.87	１本目に引き続き乗り切れない滑り。 　ってか「もうこの板じゃ戦えない！？」とマテリアルチェンジを予告。 　本人曰く板が走らない、とのことだが上から見ていた人には板走って体遅れてるような、との評。 　レース中どこかしらで喰らって、顔から流血のオマケつき… うーん、しゅうに破れる時が来るとは… 時代はかわりましたね、と思ったハズ。
4位	KOZOフ	42.15	47.39	1:29.54	下から見てた各選手から、中盤で「今真横に滑ってたぞ」と悲鳴が上がる。 あれだけ違和感のあったロンスポメットも既に見慣れて久しいが、タイム的には不本意な一本。 ってメットは滑りとは関係はないが…
5位	おやさ〜ん	46.70	48.70	1:35.40	置きに行く滑りがハマッた瞬間！？ 両足でしっかり帰れるし、ポイントゲットで言うこと無し。 営業はあきらめない！！　その結果が、ポイントゲット！！ ただし、この後、今季最悪の渋滞が待ち構えていることはまだ知る由も無し。 関越ヤバシ。

さて、Ｄの字がつく方々についても述べなくてはなりません。

2008 上国 SL 合計 リザルト　『Ｄの字』
順	Name	Time 1	Time 2	Time TTL	comments
DQ-2	ぶちょ	−	−	GATE No 10	2本目そうそうに、ブッ飛び。 　ブットビースキーチーム入り間近！？　当然登らず。 バッテンアピールも何故か誇らしげだったとか？（一部記憶の捏造があるかもしれません） とりあえず、俺的アドバイスでは、来季はチェ内ノミ屋行為（エントリーしておいた、と言って爆弾氏やらいちょう氏のエントリー費を着服、爆弾氏、らいちょう氏予定どおり仕事の都合でDS。 そのおぜぜでユニクロのジーンズを買うのがいいのでは無いか、もしくはお気に入りのジーンズを修理するのがいいのではないか、とアドバイスしたいところ。）
DF-2	みちのく	−	−	−	あっさり、旗門にひっかかり、両足解放。 インを攻めすぎたのかどうかはわからないが、その瞬間DQ決定。 一応、まだ滑っていい？　と旗門員と話したらしいが… やっぱり、無理。　だって顔イタイモン。 と擦り傷流血のオマケつき。
DF-2	ズリ	−	−	−	スイッチバック不良だそうです。 まぁ、コテーンといっちまった模様。 カーボンメットで頭は無事だが、そうとうお冠の模様。 「ちゃんと戻ったじゃねーか。　金返せコノヤロー」とすっかりガラも悪くなり、毒づく。 来季は女子大生のコーチに専念か、それともバックカントリーへの挑戦か… 俺のオススメは前者。

　マニア69号 落ち中

その後各自チケットをキャッシュバックし、ただ１名はハーフパイプを滑りに行き、長かったシーズンが終わりました。
最終戦は…
あるのやらないのやら。
今季も燃え尽きられましたか？

来季も怪我無く楽しめるといいですね。ほな〜

P.S.　レポート、だいぶ書くのが遅れました。
ソーリーだよ、ってかレポート遅れるのがイヤだったら一番速いタイムで降りて来い、ってことですよ、ええ。
なーんつってな。

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