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マル狂の万馬券自慢!


No.51以降はこちらへ。

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PART 45 PART 44 PART 43 PART 42 PART 41
PART 40 PART 39 PART 38 PART 37 PART 36
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PART 30 PART 29 PART 28 PART 27 PART 26
PART 25 PART 24 PART 23 PART 22 PART 21
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1999年末特別 Q&A
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PART 05 PART 04 PART 03    





< マル狂の万馬券自慢 PART 50 >

2003 / 04 / 12

 前回の万馬券ゲットから約3ヶ月が経過した。  その3ヶ月間のうちの後半1ヶ月はもうメロメロであった。  負けの度合いによって「チョロ負け、負け、大負け、ゲロ負け、鬼負け」 と5種類の負けがあるが、ここ1ヶ月で「極負け」という新種も登場するほどであった。  昨年秋からの中山開催も残り2週、もうすぐ待ちに待った東京開催だ。  東京開催の前にスランプを脱出したいもんだ。

 そこで、この負けの心の傷を癒し、かつ勝ちモードへ流れを変えるには 競馬の次に好きな温泉しかない。  という訳で今週末は会社の仲間と鬼怒川温泉に行ってきた。  テニスをしている最中に、また鬼怒川ライン下りの最中にラジオ短波を聞いている奴は俺以外にはいない。  おかげで水しぶきを避けきれずにずぶ濡れになった。

 土曜日は昼から雨が降り出してきたため、テニスを早めに切りあげて旅館にチェックインした。  部屋に入ると一目散にテレビの電源を入れる。  もちろん競馬中継を見るためだ。

 中山11レース ニュージーランドトロフィー(GU)     (芝1600mm、16頭立て)

 このレースの出走する有力馬には差し馬が揃った印象。  有力馬同士が牽制し合うなら逃げ馬の前残りは十分にあり得る。  おまけに馬場もボコボコして天気も下り坂なら、切れ味が武器の馬よりもダートでも通用する渋太い馬を上位に取り上げることとした。  狙いは◎ギャラントアロー(8番人気)。  ダートでの圧勝経験あり、また何よりも逃げれる脚質が魅力だ。  調教は終いバタバタだが、いつもそうだから気にしなくていい。  馬券は◎から馬連で手広く流してみた。

 レースがスタートすると勢い良く飛び出して先頭に立ったのが、◎ギャラントアローだ。 単独先頭が理想であったが、外から掛かり気味に △ニシノシタンが絡んできて、この2頭と後続とは5馬身以上の差がついて 「ちょっと早すぎないか・・・」と心配したが、第3コーナーで ニシノシタンが後退していった。  そして後続が◎ギャラントアローにジワジワと迫ってきた。  そして第4コーナーをカーブ、まだ後続とは2馬身差はある。  ◎ギャラントアローの手応えはかなり悪くなってきたが、 直線半ばでもまだ先頭で2馬身差は変わらない。

「幸、幸(騎手の名)! そのまま、そのまま!」と旅館の部屋に俺の 絶叫が響き渡る。一杯に粘るところを△エイシンツルギザン(5番人気)に 最後差されたものの2着でゴールした。

 1着△エイシンツルギザン、2着◎ギャラントアローとなって馬連111.2倍の 万馬券ゲットとなった。  久し振りの万馬券は、「マル狂の万馬券自慢」の記念すべきPART50なった。

 今日の教訓「温泉には万馬券的中の効能がある」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 51 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 49 >

2003 / 01 / 19

 2003年の今年も、生活の変化はまるでなく週末は相変わらず競馬を 満喫している。いや「満喫」という言葉はふさわしくない。正月開催の金杯から 今年の中央競馬もスタートしたものの、昨年秋からの好調が幻だったと思えるほど 今年になってからの俺の予想はことごとくハズレまくりで、暗黒の闇の中を さまよっている気分だ。

 昨日までの開催日5日間は負けっぱなしで、またその負け方がひどいのだ。 「俺ってこんなに競馬が下手だったのか〜」とまるでノイローゼ寸前。一年間の うちにこの程度の負けはよくあることだが、年始だからこそ辛い。昨日は 中山競馬場ゴンドラ席へ出撃したけど、「差せ」とか「そのまま」などと 叫ぶことは一度も無し。惜しい瞬間すらないのだから、ずっ〜と黙ったままレースを 見ていた(的中したレースはあったけど、安い配当では叫ばない主義なので)。 このままではストレスで胃潰瘍にでもなりそうだ。

 「雨にも負けず、風にも負けず、タテ目にも負けず、抜けにも負けず」・・・ 今日も懲りずに朝の第1レースから勝負開始。しかし・・・第1レースから 第6レースまで6連敗。最近、午前中の成績が特にひどい。今年になって 今日までに勝負した午前中のレース数は29レースであるが、的中はなんと たったの3レース(配当安い)。これじゃ誰でも鬼ブルーになるよね。  それでも、「いつか流れは変わる」と信じて予想は続く・・・。 次の第7レースはホームページ(マル狂の競馬塾)の予想公開のコーナーで <注目馬>として推奨した馬が登場する。

  4歳上500万下(ダート1200m 16頭立て 牝馬限定)

 注目馬として推奨したのは6番人気のアガーテである。この馬は2年間休んだあと に 2戦して15着、6着と調子は上昇基調。そして今回の調教の動きは明らかに 前走時とは雲泥の差であり、休み明け3戦目の今回がピークと考え、アガーテに 自信の◎を打った。  相手はこれと言って強調できる馬はいない。1番人気のウォーニングムスメの 単勝は2.3倍とかなりの人気になっているが、明らかに過剰人気であり、 モーニング娘とは違う。よって相手は手広く8点流したが、このうちの4点は 万馬券である。

 レースがスタートすると◎アガーテも好ダッシュで3番手あたりを追走していく。 1番人気のウォーニングムスメは5番手あたりをキープしている。無印にした 2番人気のフライトペガサスという馬が逃げているのはちょっと気になる。 早くも抜けの恐怖が襲い掛かってきたが、第4コーナーをカーブして直線を 向くと、逃げるフライトペガサスの脚色は鈍り、逆に◎アガーテがグングンと 伸びてきた。

「よし、大庭!(アガーテの騎手)」 ◎アガーテが先頭に立ったが、2着争いは大混戦。ウォーニングムスメはちょっと 苦しい脚色、アガーテの後ろはゴチャゴチャ馬がいて何が何だかよくわからない。 すると外から凄い脚で差してくる馬がいる、ゼッケン16番の△ホッカイキャシー だ。 アッと言う間に先頭の◎アガーテを差し切ってしまった。

 1着△ホッカイキャシー(9番人気)、2着◎アガーテ(6番人気)となって、 馬連ドンと192.6倍の万馬券ゲットとなった。  この万馬券ゲットのあと、京成杯・日経新春杯をダブルゲットして調子が 上がってきたみたいだ。

 今日の教訓「長期休養明けのピーク時を見逃すな」

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< マル狂の万馬券自慢 PART 48 >

2002 / 12 / 22

 2002年の競馬も早いものでとうとうラストウィークに突入、今日が 終わると自分にとって競馬開催の無い辛い2週間が待っている。まぁ、 1年間フルに競馬予想に尽力したのだから骨休みと思ってゆっくりしよう。 2002年は昨年に続き、JRA競馬開催日の全日程で馬券を買うという 皆勤賞を達成し、2年連続の快挙だ。馬券を買ったレース数は1443 レース、昨年の1421レースを上回った。しかし、こんな事で喜んでいる 場合ではない。「参加することに意義がある」という言葉は博打の世界では 通用しない。自称プロ予想家としての俺の年間回収率は75%をクリアーした 程度だから自慢にもならない。

 今年を振り返ると、前半戦が厳しい戦いが続き、特に3月と5月の負けは 半端ではなかった。一方、後半戦の10月以降はすこぶる好調で特に 11月の万馬券ラッシュ(月間4発)の時には「俺は天才か?」と 勘違いするほどであった。でもやはり前半戦であまりにも負けすぎたのが響いた。  それから、今年は今までになく競馬場へ足を運んだ。競馬場の指定席入場回数は なんと23回。内訳は、中山競馬場15回、東京競馬場4回、中京競馬場1回、 新潟競馬場1回、福島競馬場1回、船橋競馬場(地方競馬)1回である。 来年は阪神競馬場あたりに遠征しようかな・・・。

 今日は有馬記念の日、朝から俺も入れ込み気味だ。残念ながら指定席予約が ハズレで家のこたつ席で観戦だ。朝の第1レースはのんびり予想していたら なんと締め切りに間に合わないという大失態を演じてしまった。でも結果的に ハズレだったから良かったけど。よって勝負は第2レースからとなったが、 昨日の大損の流れが続いていて第5レースまでは精彩を欠いていた。 しかし、ツキは逃げるのも早いが、来るときは突然やって来る。

 中山第6レース ホープフルステークス( 芝2000m 9頭立て )

 1番人気は単勝1.4倍のブラックカフェだが、明らかに過剰人気と言っていい。 中間の調教は軽く馬体重はプラス10キロ、デビュー戦からこの馬の走りは すべて見てきたけどそんなに強いとは思わない。ただし無印にはもちろん できないけど。それよりも前走でブラックカフェの2着だったスズジャパン、 こちらのほうが調教面や斤量的にも有利(前走よりもブラックカフェに対して 1キロ軽い)と判断、◎はスズジャパン(2番人気)に決定。

 相手はそんなに目立った馬がいないので結局○にブラックカフェ。調教の 動きのいいマイネヌーヴェル(6番人気)に▲、その他には5番人気の シアトルユー、7番人気のマルターズハリアー、8番人気のシンメイレインボー、 4番人気のチアズメッセージに△を打った。馬券的には馬連と◎からマイネ、 マルターズ、シンメイへのワイドを購入するつもりでいた。 しかしオッズを見てみると、馬連よりも馬単の表裏のほうがかなりお得だ。 たとえば◎スズジャパンと▲マイネヌーヴェルの馬連が39.0倍であるのに対し、 馬単の表は78.4倍、裏になると144.4倍にもなる。表裏の両方が馬連の2倍以上 ならば当然ながら馬単のほうがお得となる。

今日はレース数が少なく、予想時間もたっぷりある。時間を有効に使って オッズを比較し、馬単・馬連・ワイドで攻めてみた。

 レースがスタートすると抜群の飛び出しで◎スズジャパンが先頭に立つ。 2番手に▲マイネヌーヴェル、その後に△シアトルユーとマルターズハリアー。 人気のブラックカフェは中段を追走していく。早くも「そのまま」と叫びたい 気分だ。

 第3コーナーから4コーナーにかけて馬群が一団となってきた。4コーナーを カーブして先頭は◎スズジャパン、そこに迫ってくるのが▲マイネヌーヴェルだ。 ブラックカフェは3番手で伸びを欠いている。内を突いて△シアトルユーも 伸びてきた。しかし、前2頭の勢いは衰えない。「そのまま、そのまま」と 思ったところで馬単を買っていることを思い出した。マイネヌーヴェルが 1着なら万馬券となる。「差せ横山、差せ、差せ」と◎よりも▲を応援する 馬単ならではの珍現象だ。 ゴール手前で◎スズジャパンを▲マイネヌーヴェルが差し切った。  1着▲マイネヌーヴェル、2着◎スズジャパンとなって、馬単144.4倍の 万馬券ゲットとなった(ワイドも的中)。

 今日の教訓「オッズの確認は忘れずに!締め切り時間にも要注意!」

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< マル狂の万馬券自慢 PART 47 >

2002 / 11 / 30

 今日は会社の競馬仲間と中山競馬場ゴンドラ席へ出撃した。 例によって8時45分に中山競馬場の駐車場に到着し、正門の 近くにある吉野家へ入る。注文はもちろん「並、ツユダク・ ネギダク」である。いや〜、実に旨い。内心、「もう一杯は 喰えるぜ」と思いながら、正門に向かった。

 正門を入ると、まず2頭のポニーが俺をお出迎えだ。そして パドックの脇を通過して地下に降りて指定席券を受け取って、今度は エスカレーターで一気に5階に上がる。ようやくゴンドラ席に到着だ。 ゴンドラ席から芝コースを見渡して熱い1日が始まるのである。

 中山第5レース 2歳新馬 (芝2000m 16頭立て) 

 調教重視の予想の影響なのかもしれないが、新馬戦には自信がある。 このレースは全馬がデビュー戦であり、各馬の仕上がり状態をしっかりと 確認する必要がある。その手段としては第一に調教であり、第二に馬体の 張りや気配である。

 調教診断により9頭を消し、パドックに向かった。パドックで残った 7頭の馬体や気配を確認していると、歩きながら蹴りを入れる変な馬が いたのでその馬を消した。残る6頭でどの馬に◎を打つかであるが、 調教の動きのいいムッシュルパン(3番人気)、テルミドール(2番人気)、 ダイワレイシャトル(8番人気)、エクスプロイト(9番人気)の4頭が ◎候補だ。上位人気のテルミドールが最も調教タイムが優れているが、 パドックでの歩くスピードが遅すぎる。ならばパドックの外目を 勢い良く歩くムッシュルパンのほうが気合が入っていてよく見える。 ◎はムッシュルパンに決定した。馬券は残りの5頭への流しと、調教 タイムが印象的なテルミドールからのタテ目を押さえた。

 レースがスタートすると、勢い良く飛び出して先頭に立ったのが △エクスプロイト、3番手の内に◎ムッシュルパン、中段に ○テルミドール、その後方に藤沢厩舎の1番人気の△ワイアットアープが 追走しているが先頭から10馬身差はある。  4コーナーをカーブして直線に入ると、△エクスプロイトが3馬身差に リードを拡げて逃げ切りは濃厚。それを追ってきたのが◎ムッシュルパン、 ○テルミドール、△ワイアットアープだ。 待ってましたと言わんばかりに、「後藤、後藤、後藤〜!」と 俺の雄叫びが炸裂する。そして、◎ムッシュルパンが完全に2着に 上がってきたところでゴール。  1着△エクスプロイト(9番人気)、2着◎ムッシュルパン(3番人気)と なって、馬連101.2倍の万馬券ゲットとなった。

 今日の教訓、その@「パドックの歩くスピードには要注意だ」 そのA「暮れの中山のイルミネーションは一見の価値あり」

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< マル狂の万馬券自慢 PART 46 >

2002 / 11 / 17

 京都第11レース GTマイルチャンピオンシップ
( 芝1600m 18頭立て )

 先週のGTエリザベス女王杯はファインモーションの独壇場で あったが、このマイルCSは大混戦と言っていい。1番人気の アドマイヤコジーンも決して抜けた存在ではなく、何が勝っても 不思議ではない。

 実はこのレースの◎はかなり前から心に決めていた。10月 19日のGV富士ステークスを見た時に、ある馬の走りを見て、 もしマイルCSに出走してくるなら絶対に◎を打とうと誓ったので あった。富士ステークスでのその馬は、直線の入口では抜群の 手応えで「あっ、勝ったな」と思った途端に、前が壁になって 抜け出すことができずに行き場を失ってほとんど追うことなく ゴールした。それでも結果は0.5秒差の5着、不利がなければ 確実に勝っていたであろうトウカイポイント!

でもそのおかげで、このマイルCSは11番人気と人気薄で 絶好の狙い目である。もちろんマル狂の競馬塾の予想公開コーナー でも◎トウカイポイントを推奨。  相手は手広く流したが、そのほとんどが万馬券である。

 レースがスタートするとダッシュ良くミデオンビットが先頭に 立って、2番手にゼンノエルシド、外から掛かり気味にブレイクタイムが あがって行く。その直後には虎視眈々とアドマイヤコジーンが控え、 それを見るようにトウカイポイント、グラスワールド、 エイシンプレストンが追走していく。さらにその後方には リキアイタイカン、テレグノシス、モノポライザーが待機している。

 第4コーナー手前で馬群が一塊になってきて、◎トウカイポイントも 抜群の手応えで上がってきたが、周りが馬に囲まれているのが ちょっと気になる。直線に入って今度はゼンノエルシドが先頭に立つ。 ◎トウカイポイントはまだ馬群の中。「頼む、開け、開け(進路が開ける という意味)」と俺も念じた。するとポッカリと外が開いて、そこに ◎トウカイポイントが突っ込んできた。 「蛯名、蛯名、蛯名、蛯名〜、蛯名〜・・・!!」と何回も連呼した。 福島競馬場に俺の雄叫びが響き渡る。

 ◎トウカイポイントの豪脚が他馬を蹴散らし先頭ゴール!! 2着には△エイシンプレストンが入って、馬連ドンと 155.3倍の万馬券ゲットとなった。3着のリキアイタイカンには ちょっと焦ったけど・・・。

 GTでの初万馬券、一日に2本の万馬券、土日で3本の万馬券と 素晴らしい福島遠征となった。特にトウカイポイントには、 今年の8月の札幌記念の時にも◎を打って万馬券をプレゼント してもらったので、この馬にはもう頭が上がらない。

今日の教訓「強い馬には強い負け方もあることを忘れてはいけない」

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< マル狂の万馬券自慢 PART 45 >

2002 / 11 / 17

 今日は福島競馬場へ出撃だ。昨晩は福島飯坂温泉に泊まって、 いい骨休みとなった。宿を早々とチェックアウトして、9時前に 福島競馬場に到着し太った我が身にムチを入れてダッシュ。 そして5階B指定席(禁煙)をゲットした。さぁ、あとは馬券を ゲットできれば言うこと無しだが・・・。

 福島第4レース 3歳上500万下  (ダート1700m 13頭立て)

 出走する13頭を見渡してみると、まだ一度も勝ったことのない 馬が4頭いる。その4頭は消しといきたいところだが、その内の 1頭は今回がデビュー戦となるリーディングトップの藤沢厩舎の ミスティークという馬だ。藤沢厩舎の馬は、やはり軽視する訳には いかない。よってミスティークは△として、残りの未勝利馬3頭を 消した。

 さて残る9頭については、まず調教と持ち時計でもって5頭を 消した。残る4頭の中にニシノササメユキという1番人気の馬がいるが、 この馬の昔の弱かった頃の印象がどうも強くて信用できず△まで。 あとの3頭については最終的にパドックと返し馬まで見たうえで 印を打つこととした。  ◎エルフィンシチー(7番人気)、○ハネダテースト(3番人気)、 ▲シルクアンジェリカ(2番人気)、△ニシノササメユキ(1番人気)、 △ミスティーク(5番人気)と結論を出した。

 結果は、最後の直線で△ミスティークが先頭に立ったところを 「差せ、差せ、差せ、大庭!」の絶叫とともに、外から ◎エルフィンシチーが差し切って、1着◎エルフィンシチー、 2着△ミスティークとなった。  この馬連が124.8倍となって2日連続の万馬券ゲットとなった。

今日の教訓「藤沢厩舎の遅咲きデビュー馬には注意!」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 46 > はこの後すぐ!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 44 >

2002 / 11 / 16

 11月16日〜17日は毎年の恒例行事ともいえる福島遠征だ。 株主優待券(4割引)を利用して上野〜福島間(東北新幹線指定席)往復で 一人約1万円、福島競馬&温泉を満喫できるのだから、これくらいの 出費はニコニコ払いだ。16日(土)は福島飯坂温泉のいつもの宿に宿泊し、 17日(日)は福島競馬場へ出撃するというスケジュールだ。

 今回で3年連続の福島飯坂温泉となるが、来るたびに寂れてきている 感じがする。この景気だからやむを得ないのかもしれないが、つぶれた 旅館があちこちに見える。ガラスが割れていたり、壁が剥がれ落ちていたり、 看板が傾いていたりと景観はかなり悪い。競馬という目的があるからこの温泉 (福島競馬場に一番近い温泉)に来ているのであって、そうでなければ まず来ることはないだろうと思う。

 中山第3レース 2歳新馬 (ダート1700m 11頭立て)

 新幹線の車中で今日の中山競馬の予想に集中した。第3レースは新馬戦で 全馬がデビュー2戦目。この場合の予想のポイントは2戦目での上昇度を 見抜くこと、いわゆる調教診断が効果的である。  ◎は好調教のヴァルネンを指名した。単勝1.9倍の1番人気である。 相手はやはり調教で選んだ4頭で、3番人気の○ロックバルスカ、 4番人気の△スターオブニルス、5番人気の△ヤサカプラズマ、 9番人気の△チアズマックス。

 レースがスタートすると、好スタートは△ヤサカプラズマと◎ヴァルネン。 しかし、その後のダッシュで○ロックバルスカが先頭に立った。そして3番手 あたりに△ヤサカプラズマと△スターオブニルス、その直後を1番人気の ◎ヴァルネンが追走していく。△チアズマックスは更に後方に待機している。  第4コーナーをカーブして直線に入ると、逃げる○ロックバルスカに △スターオブニルスと◎ヴァルネンが並びかけてきて、今度はヴァルネンが 先頭に立った。  そのままヴァルネンが押し切るかというところを大外一気に △チアズマックスが追い込んできた。

 1着△チアズマックス、2着◎ヴァルネン。ヴァルネンは圧倒的な人気だった にもかかわらず、配当を聞いてビックリ。馬連102.3倍の万馬券ゲットと なった。実は1着のチアズマックスは単勝でも万馬券という人気薄だったのである。

 今日の教訓 「信じるべきものは人気よりも調教である」

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< マル狂の万馬券自慢 PART 43 >

2002 / 10 / 27

 今日は、朝の7時に中山競馬場ゴンドラ席の予約のTELを入れてみたら、 なんと指定席がゲットできて足を怪我しているのに中山へ出撃してしまった。 でも歩くのが辛くて、指定席とパドックをなかなか行き来することはできず、 結局パドックに行ったのは第8レースと第11レース(天皇賞)の 2回だけとなった。  それにしてもGTの開催される日の競馬場は、何とも言えない 独特な雰囲気が漂っている。

  中山8レース いちょうステークス   ( 芝1600m 10頭立て )

 このレースは2歳馬たちのレースである。2歳馬はレース経験も 少なく、その日の気分によって走らないなんて事もよく起こるため、 馬の気配を十分に確認する必要がある。よって競馬場にいるならば バドックを生で見るのが最も有効と言える。

 出走する10頭の調教で抜けた存在の馬はいない。「ならばパドックで ◎を決めよう」と思って足の痛みを我慢してたどり着いたパドックで、 1番良く見えた馬は7番人気のイルデパンという馬だ。気合の乗った歩様、 そして黒光りした毛づやとピカピカの馬体・・・自分の目を信じよう。 イルデパンに◎を打った。相手は無理に絞らず6頭への馬連流しと、 そのうちの3頭には馬単の表裏を追加した。

 レースがスタートすると好ダッシュで◎イルデパンが先頭に立って スイスイ逃げる。そして先頭をキープしたまま4コーナーをカーブして 直線へ。直線でも◎イルデパンの勢いは衰えず粘りに粘る。 しかし、ゴール直前で一気に後続が迫ってきた。 「勝春、勝春、そのまま、そのまま!」 6番人気のコスモインペリアルという馬に最後差されてしまったが、 2着を確保。勝ったコスモインペリアルとの組み合わせなら馬単も 買っている。  1着コスモインペリアル、2着◎イルデパンとなって、 馬単100.2倍の万馬券ゲットとなった。馬連45.9倍もゲット。 いつも馬連中心で馬単はあまり買わないため、実は馬単の万馬券は 今回が初! でも100倍程度では、たいして自慢にならないけど・・・。

 今日の教訓「パドックでの自分の目を信じよう!」

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< マル狂の万馬券自慢 PART 42 >

2002 / 10 / 26

 つい先日、右足太ももの腫瘍の除去手術を受け、歩くのも苦しい 不自由な生活を強いられている。手術以来、通院も毎日だ。 競馬開催日の本日も車で約40分かけて病院へ行った。 なるべく競馬の時間に重ならないように朝の1番で出掛けたが 土曜日は病院も混雑している。まるでGT開催日の競馬場のようだ。

俺は待合室で競馬新聞を読み、イヤホンを使ってラジオ短波を 聴いていた。もちろん、そんな奴は俺以外にはいない。 中山の第1レースを携帯で早々と投票し診察を待っていた。 レースの前に診察は終わるだろうと思っていたが、なかなか自分の 名前が呼ばれない。するとラジオから第1レースの開始を告げる ファンファーレが聞こえてきた。 「頼むぜ、サツキアルテミス(第1レースの俺の◎の馬)」と念じた ところで、診察室のドアが開き、嫌な予感がした。 その予感は的中し、看護婦に「泉さん(マル狂)、どうぞ〜」と 呼ばれてしまった。 「マジかよ、これから走るところだぜ!」と言いたかったが、 このままイヤホンを耳に付けたまま診察室に入る勇気もなく、 ラジオも消して診察を受けた。 そして、診察が終わりレースの結果を確認してみたら・・・大ハズレ。

続く第2レースは「マル狂の予想公開」のコーナーで推奨した 注目馬が勝利して的中したが、配当は安い。まあ的中だから いいだろうなんて思ったりもしたが、その後は第3レースから 第10レースまでハズレ街道を突っ走った。

  京都11レース スワンステークス(GU)    ( 芝1400m  18頭立て )

 毎週月曜日は週間ギャロップを買って週末に向けての予想が始まる。 そんな訳で競馬予想家に休日はない。ギャロップを用いて 出走登録馬の確認や1週前の調教タイムなどを確認し、自分の頭に インプットする。中でも、1週前の調教で抜群な動きを見せた馬には 特に注目するようにしている。

 そして、スワンステークスの出走予定馬の中に1週前の調教が 鬼時計の馬を発見した、リキアイタイカンという馬だ。 今回が休み明け叩き2戦目であり、調教時計から見て上昇度は ハンパじゃない。直前の調教も好調維持しており、自信の◎を打った。 これが、マル狂の予想公開で注目馬として推奨した理由だ。 馬体重もマイナス12キロとしっかり絞れてリキアイタイカン (9番人気)の◎は揺ぎ無いと確信したのである。 9番人気の◎だから、相手は手広く流した。モノポライザーが 圧倒的な1番人気であり、それ以外の馬との組み合わせは馬連でも すべて万馬券である。

 レースがスタートすると、2番人気のショウナンカンプがポンと 飛び出して先頭に立つ。◎リキアイタイカンは中段から後方にかけての 位置取りだ。圧倒的人気のモノポライザーは更に後ろだ。 先頭ショウナンカンプのまま第4コーナーをカーブして直線に向いた。 さすがはGTホースだけあってショウナンカンプのリードは広がっていく。 気になる2着争いだが、大外を一気に伸びてきたのが ◎リキアイタイカンだぁ! 「幸四郎、幸四郎!(リキアイタイカンの騎手)」

 1着△ショウナンカンプ、2着◎リキアイタイカンとなって、 馬連144.9倍の万馬券ゲットとなった。

今日の教訓「調教診断の基本は上昇度を見極める事」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 43 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 41 >

2002 / 09 / 29

 長〜い長い新潟開催もついに最終日を迎えた。それにしても連続の3開催の 計24日間、3ヵ月前の開催当初は「芝が果たしてもつだろうか?」 「最終日のスプリンターズステークスはダート馬を狙おう」なんて考えていたが、 幸いなことに雨での開催もほとんどなく、芝コースは最後まで良いコンディションで あった。その事は今日のスプリンターズステークスの勝ち馬のビリーヴが証明して くれた。走破タイムは1分07秒台、競馬場関係者(芝の整備)の努力の賜物と 言える。

 さて来週からは待ちに待った地元の中山開催だ。中山開催も有馬記念まで 連続3開催の計24日間、俺は果たして競馬場に何日行くのだろうか・・・。そして 競馬場正門横の吉野家で何杯の牛丼を喰うことだろう。また、10月中旬には 福島へ遠征することを計画している(カブトヤマ記念)。

    新潟第6レース 3歳未勝利 (芝1000m 18頭立て)

 新潟の芝1000m戦は直線コースである。この直線コースの特徴は 外枠有利ということ。内ラチ沿いは残り600mのあたりで外周りコースが 合流し、更に残り400mでは内周りコースが合流し、ゴールが近づくに つれて芝は荒れてくる。一方、外ラチ沿いは1000m戦以外では馬が走る ことはないので、芝の痛みが少ないのだ。よって、内枠の馬については、 ハナに立てる脚がある馬を除き消しでいい(少頭数の新馬戦では消しは禁物)。

 そこで1〜4枠までの8頭のうちダッシュ力のあるフライトペガサスを除き、 残りの7頭を消す。続いて外の5〜8枠の10頭のうち、たとえ外枠でも 「よえ〜馬は弱い、それが俺の結論だ」の鉄則通りに、あまりに弱い 2頭を消し、2番人気の休み明け(+24キロ)の馬も消す。

 さて残った8頭にどう印を打つか・・・。まず内枠で残ったフライトペガサスは △まで。外枠でやや弱いチヨノヨシオーとダイワローザンヌも△。 大外のリクエストカードは騎手が由貴子で△、蕁麻疹明けのセイフェアウェルも △まで。そして、残り3頭に◎○▲を打つことになる。その3頭のうちで、 これまでの成績がパッとしないのがウォルトンクイーンだが、今回の調教は いつもの軽めとは違ってビシビシ一杯に追われたのが妙に気になる。

そこで思い切っての一変狙いでウォルトンクイーンに◎を打った。残るは2頭、 ハイジとダイワブルックリン。この2頭で外はダイワブルックリン、 でもハイジも3歳牝馬で+12キロは好材料、どっちを○にするべきか・・・悩む。 「○と▲を決めるだけで何でそんなに悩むの?」と思われるかもしれないが、 ◎と○を固定して流す3連複を買うのだから当然真剣になる。 結局、1番人気でブリンカーを着用のダイワブルックリンを○、ハイジを▲とした。

 ここで印を整理してみよう。 ◎ウォルトンクイーン(12番人気)、○ダイワブルックリン(1番人気)、 ▲ハイジ(3番人気)、△フライトペガサス(8番人気)、ダイワローザンヌ (5番人気)、セイフェアウェル(4番人気)、チヨノヨシオー(7番人気)、 リクエストカード(6番人気)。

 レースがスタートするとやはり外枠の馬が前に出てきた。中でも2番人気の ソルジェンテが先頭に立つ、しかしこの馬は無印。続いてダイワブルックリン、 ハイジ、リクエストカード、ウォルトンクイーン、チヨノヨシオーあたりも差がなく 追走していく。案の定、外枠の馬たちが揃って先行している。  残り400mを過ぎて今度はダイワブルックリン、ウォルトンクイーンが先頭に 躍り出る。それをハイジ、リクエストカード、ダイワローザンヌ、チヨノヨシオーが 追う展開。あと200m、先頭はウォルトンクイーン、俺の◎だ。 「よし、そのまま、そのまま!」と念じていたら▲ハイジが伸びてきた。 馬連ゲットはほぼ確実、あとは○ダイワブルックリンが3着以内なら3連複も 的中となるが、3番手に上がってきたのは△ダイワローザンヌのほうだ。

 1着◎ウォルトンクイーン、2着▲ハイジ、3着△ダイワローザンヌとなって、 3連複はゲットできなかったが、馬連192.6倍の万馬券ゲットとなった。 内枠の馬たちは全く見せ場なく、ここまで有利・不利がはっきりするのも 如何なものかと考えてしまう・・・。

今日の教訓 「やはり新潟の直線は外! ○と▲は安易に決めるな!」

いよいよ中山開催、今年は天皇賞(秋)やジャパンカップも中山で 開催される。この勢いで有馬記念まで突っ走ろう!

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 42 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 40 >

2002 / 08 / 18

 いよいよ夏競馬も終盤戦と思いきや、今年はちょっと違う。  通常ならば9月から中山開催であるが、今年の中山は10月からとなっている。  なぜなら東京競馬場が改修工事で使用できないため、10月の東京開催は中山に変更となったからだ。 よって今年の9月は新潟開催が続くという訳だ。  ローカル開催が苦手な俺としては、もちろん歓迎できない。  今年の収支は厳しいものとなってしまうのか・・・。

 しかし今年の夏は、損はしていることに変わりはないが、新馬券発売開始という話題で盛り上がっている。 俺は「馬連で十分だ」なんて当初は思っていたものの、馬単はともかくとして3連複はなかなかおもしろい。 難しい馬券であるだけに買い方に悩むのもまたおもしろいし、的中すると妙に気分がいい。

 俺は今のところ、馬連と3連複・馬連と馬単というようにセットで買うようにしている(馬連の投資額を少し削ってその分を新馬券の投資に回すという買い方)。  でも時には、強い馬3頭が抜けた存在というケースなら3連複の1点勝負をすることもある。 それにしても、3連複では目玉が飛び出しそうな80万馬券なんかも出現しているが、未だに俺は1万馬券すらゲットできていない。 「まぁ、焦らず頑張ろう、年間1500レースくらい買っているのだからいつか当たるだろう」と自分を慰めて今日も懲りずに全レース勝負だ。

  札幌11レース 第38回 札幌記念(GU)       (芝2000m 16頭立て)

 この時期の重賞レースは、秋のGTレースに向けての叩き台(調整)として出走する馬、本気で勝ちにきた馬、この夏に調子が良く格上挑戦してくる馬などが参戦してくるため予想するほうも大変だ。  こんなレースでの俺の予想スタイルは、調教の動きは当然重視するものの、そのレースに本気で狙いを定めてきた馬を上位に取り上げるようにしている。  マル狂の予想公開では◎の根拠を明記しなかったのでここで説明しよう。

 ◎はトウカイポイントを指名。  この馬の特徴はパンパンの良馬場での切れ味が素晴らしいということだ。  前走の函館記念では、荒れた馬場でのモロさを露呈して16頭中の14着と大敗したものの、実際に4走前の中山記念ではレコード勝ちしているのを見逃す訳にはいかない。  開幕2週目の札幌の芝ならこの馬の持ち味が生きる筈だ。  そして、早くから札幌入りして順調に調教を積んできた。  この馬にとって狙い定めた一戦がこの札幌記念なのである。  人気を見てみると、なんと10番人気・・・これは美味しい。  相手は手広く流すこととしたが、2番人気以下との組み合わせなら馬連で すべて万馬券である。 人気どころに対しては馬単を表裏で追加してみた。  願うは、この馬の1着と、人気薄(抜けにならない程度)の2着というシナリオだ。

 レースがスタートすると、ゴーステディがハナを切っていく展開、ハイペースは 望むところだ。 ◎トーカイポイントは中段から後方にかけての位置で追走していく。  枠順が内枠だったので、内々を回って4コーナーでは先行集団の直後まで進出。  手応えもほとんど馬なりだ。 この時に俺は「この勝負、貰った」と勝利を確信した。

 「人気薄を連れて来いよ」と念じて直線の攻防となると、先行集団にいた 2番人気のテイエムオーシャンが抜群の伸びを見せて一気に先頭に立った。  ◎トウカイポイントも大外を一気に突っ込んできた。  「勝浦、勝浦!」と一声掛けたところで、俺は馬単も買っていることを思い出して、 「勝浦!頭だ、頭で来い!」と叫んでみたが、 さすがはG1馬のテイエムだけあって、その差は詰まらずそのままゴール。

 1着テイエムオーシャン、2着◎トーカイポイント。  馬連159.8倍と馬単(裏)218.5倍の万馬券ダブルゲットとなった。  結果的に馬連だけのほうがお得だったということになるが、まぁ良しだ。 (長野の酒の大先生も万馬券ゲット)

 今日の教訓 「馬場の変化に敏感な馬を見逃すな」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 41 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 39 >

2002 / 06 / 23

 先週より夏競馬に突入、2歳新馬戦も始まって今年はどんなスゴイ馬に出会えるかなんて考えるとワクワクしてくる。  その一方で俺の苦手としているローカル開催に突入で、今年も またまた大損するのではとビクビクしている。 そこで俺は考えた。  この夏を乗り切る大作戦を・・・「よし、レートを下げよう!」・・・  「何、それ・・・」と思われるかもしれないが、長年培った予想スタイルを 今になって変えられないし、秋になるまで競馬をやらないなんてことも絶対無理。  よってその作戦しかないのである。

 先週の第1回福島初日(土曜日)、さっそく俺は作戦を実行した。  やはり苦手な福島だけあって負けが続くが、レートを下げているので 気分的に楽だ。 が、しかし、なかなか馬券が的中しない。  それどころか、ふと気付くとメインレースの頃にはレートがもとに 戻っているではないか・・・。 作戦の効果なく、終わってみればゲロ負け。  俺はこの作戦において肝心な事を忘れていた。  それは、レートを下げているので的中しても儲けが少ないという事だ。  そして福島2日目(日曜日)、レート下げ作戦を続行するが負け。 やはり、福島は苦手だ。  早くも財布の中身(PAT投票なので預金残高)が夏バテだ。

 完全に自信を失って、迎えた今週も作戦続行。  昨日の土曜は福島12戦6勝、安い馬券が多いけど我ながら素晴らしい。  しかし、レート下げの福島が良くても、レートの高い他場(函館・阪神の レース)で全ハズレで結局チャラ。  でも翌日曜日へ向けていい感じになってきた。

 福島4レース 3歳未勝利 ( ダート1700m 13頭立て )

 このレースは単勝1.6倍のゲイリーゴーに人気集中。  この馬の前走での2着という成績が人気集中の原因だ。  でも前回は6番人気、今回は過剰人気と言っていい。  この馬が強いというよりも他の馬が弱いとも言える。  この馬以外の12頭の前走の成績を見ると、4着が1頭、6着が1頭、8着が2頭、 9着が1頭、残りの7頭は10着以下である。  よって、前走2着のゲイリーゴーが目立ってしまうのである。  さて、調教を見てみると、ゲイリーゴーは確かに動きはいい。  でももっとスゴイ調教の馬が3頭いる。  ケイアイジョーカー、タカトモスウォード、ナイキクラウンの3頭だ。  人気は順に、8、4、2番人気であり、人気上位のナイキクラウンは休み明け。  ならば、ここはタカトモスウォードに◎、この馬は前走で 15着(ブービー)と大敗しているが、今回ブリンカー着用で一変あると みて自信の◎である。  昨日の「マル狂の予想公開」のコーナーで この馬を注目馬として推奨したのはそんな理由からだ。

 最終的には◎タカトモスウォード(4番人気)から ゲイリーゴー(1番人気)、ナイキクラウン(2番人気)、 ケイアイジョーカー(8番人気)を手厚く買って、残りは ロードアーミー(12番人気)、シンワスペリオル(3番人気)、 グレースフルタイム(5番人気)、マヒロ(7番人気)へ流した。

 レースがスタートすると◎タカトモスウォードがポンと飛び出して先頭に立つ。  人気のゲイリーゴーは好位をキープし2番手以下は混戦状態。  タカトモスウォードは楽な手応えで4コーナーを回って直線を向いた。  逃げ込み体勢に入って2番手以下とは2馬身のリード。  追ってくるのは人気のゲイリーゴー、そして11番人気のダンシングホークと 13番人気のミスボーイも突っ込んできたがこの2頭は無印だ。  こうなったら配当は安いがゲイリーゴーが2着に来て欲しい。  「抜けは勘弁してくれ」と思っていたら更に もう1頭追い込んできた、7番人気のマヒロである。

「差せ、マヒロ!!」と願いが届いて、1着◎タカトモスウォード、 2着△マヒロとなって4番人気と7番人気の組み合わせで、 馬連137.1倍の万馬券ゲットとなった。  結局、人気のゲイリーゴーは届かず3着となった。  喜びもつかの間、悔しかったのはこのレースの枠連が177.7倍だったこと。  さぁ、夏競馬、今年の俺は違うぜ!  今日の福島は12戦7勝、他場を含めても16戦9勝とブラボー。  でもレート下げは続けていくつもり。

 今日の教訓 「苦手意識の克服には的中という薬がよく効く」
それからもう一言 「枠連オッズの確認を怠らないこと」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 40 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 38 >

2002 / 06 / 08

 5月中旬に名古屋方面へ旅行してきた。なぜ名古屋かと言うと 中京競馬場があるからである。  丸々1日中京競馬を満喫し、あとは飛騨高山・下呂温泉で全身癒し系へ変貌させてきた。 中京競馬場は今回初体験であり、中央競馬での競馬場の未体験は、札幌・函館・ 阪神・小倉の4競馬場を残すのみとなった。  さて、その時の中京競馬の成績は「まぁ普通」といった感じだが、 最悪なのは中京にいるにもかかわらず、東京競馬の第8〜12レースを 買ってしまったことだ。  中京に集中すればいいものをその東京で5連敗。  結局、5月は初旬の万馬券(PART37)ゲットの後はボロボロ・・・。  そういえば全敗を記録した日(今年初)もあった筈だ。  一方、俺と同業(競馬予想家、金融業)の長野県の酒の大先生は立て続けに 万馬券をゲット。  こうなると、競馬予想家もついに淘汰の時代に突入かと思ってしまう。

 6月に入り先週の愛知杯で人気薄カチドキリュウに◎を打って結果3着。  ワイドでも30倍と70倍をゲットできるのに馬連勝負でハズレ。  「安田記念が当たる筈だからまぁいいか」と気を取り直し、安田記念は ダンツフレームに◎を打った。 ◎は頑張って2着、でも勝ったアドマイヤ コジーンが無印・・・絶句・・・。  この時、「俺って下手だな〜」とつくづく思った。  後藤の涙がなかったら俺は暴れていたかも。暴れたくなるといえば、 某総理大臣がダービーで「26日だから2−6で当たり!」とVサイン、 こっちは1週間みっちり予想して大ハズレだ。  中央競馬での新馬券「馬単、3連複」発売はもう目前、絶不調のまま 突入したくはない。 あさっての月曜日に会社の休みがとれたので、もし 時間があれば船橋競馬場で馬単を練習しようと思う。  でも、実際のところ自分は新馬券を歓迎してはいない。  理由その@・・・的中確率が下がると1日全敗が増えてノイローゼになる。  理由そのA・・・今までなら50倍の馬連複(例 1−2 200円)が 馬単なら100倍(例 1−2 100円、 2−1 100円)とすれば 万馬券ゲットとなってしまい、万馬券の威厳・価値が薄れてしまう。 こんな万馬券で自慢していいのか?

 東京4レース 3歳未勝利 ( 芝1800m 18頭立て ) 

 このレースの1番人気(単勝2.2倍)のセイコーコマンダーは、前回の デビュー戦で後方から追い込んで4着となったことで人気となっているが、 どう見てもハイペースで展開がはまったものであり危険な人気馬と判断。  俺の◎はタイムクロックという4番人気の馬だ。この馬の前回のレースは 5月11日の東京競馬場、俺が出撃した日である。  そのレースでの俺の◎はトウカイエデン(8番人気)で見事な勝利で、 その3着が当時9番人気のタイムクロックだった。ハナ差での3着で、 もし2着なら万馬券だったということもありよく覚えている。  そのレースでタイムクロックは芝が始めて (それまではダート)であったが、直線での脚は素晴らしかった。  そして今回が芝2戦目で良馬場(前回は重)なら更に期待できるし、 調教も文句なし。  相手は例によって調教重視に選択し人気順に言うと、1、2、3、5、7、 8、14、18番人気の合計8頭。  人気が偏っているので8点流しでも美味しい馬券だ。  馬連複で充分、18番人気の組み合わせなら1000倍以上だ。

 レースがスタートするとポンと飛び出したクインアロー(7番人気)と グランドパッション(5番人気)の2頭がレースを引っ張る展開。  その直後に◎タイムクロック、そして1番人気のセイコーコマンダーも 4番手あたりを追走していく。  直線に入るとグランドパッションはやや苦しくなって、逃げるのは クインアローだが、満を持して◎タイムクロックが追い出すと一気に先頭に 踊り出る。  2番手粘るクインアローでこのままなら50倍をゲットできる。  しかし、2番人気のエーピーカイラスが伸びてきてこの馬だと30倍に下がる。  一方の1番人気セイコーコマンダーはやはり伸びを欠いて圏外。  ◎タイムクロックの勝ちは確実で、2着争いが激戦となって、最後の最後に ブギウギクロスという14番人気の馬がいつの間にか突っ込んできた。

 1着◎タイムクロック、2着△ブギウギクロスとなって、4番人気と 14番人気の組み合わせで、馬連ドカンと286.5倍の万馬券ゲットと なった。  ブギウギクロスの1週前調教は、BW 80.5 64.7 50.2  36.8 12.7 でありこれだけ動いていて無印にはできない。

 今日の教訓 「コース替わりの一変を見逃すべからず」   さぁ、この勢いで夏競馬!真っ向勝負だぁ!(でも苦手なローカル開催)
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< マル狂の万馬券自慢 PART 37 >

2002 / 05 / 03

 GWも後半に入り、今週は3日(金)・4日(土)の2日間にて競馬が開催される。  どうして金曜に競馬をやるのかと疑問に思われる方へ説明しよう。  5日(日)は府中にて祭りがあるため同日の府中での競馬開催は困難、 よってJRAが譲歩して金・土の変則開催となったのだ。

 そして今日は府中へ出撃した。今年になって早くも3回目の東京競馬場入りである。  朝7時20分に家を出発し、新松戸で7時40分の武蔵野線に乗る。 ここから終点の府中本町まで約60分、電車の中には見るからに競馬野郎という 人間が数人すでに乗り込んでいる。  「俺も好きだけど、お前らも好きだね〜」と声を掛けたくなる。  また、60分あれば予想するには十分の時間と思えるが、決してそうとも言えない。  睡魔という敵が潜んでいるのだ。  競馬新聞を眺めているうちにウトウトしてくる。  ハッと目を覚ますともう浦和、すると車内の競馬野郎は倍増している。  そして再び新聞を読み始めると、またもやウトウト・・・。  再びハッと目を覚ますともう西国分寺、そして車内は競馬野郎ONLY。  闘志むき出しの競馬野郎、目を閉じて集中力を高める競馬野郎、 他人の競馬新聞を覗き見して印を確認する競馬野郎、財布の中身をチェックする競馬野郎、ウンコを我慢している競馬野郎=俺がいるのであった。  競馬場入口が近づくと、スゴイ人の山。今日から日本ダービーの 前売入場券が発売となるのだ。  思わず俺も並んでチケットをしっかりゲットした。  あとは本日の当たり馬券をどれだけゲットできるかだぁ〜。

  東京3レース 3歳未勝利 (芝1800m 17頭立て) 

 武蔵野線の車中で睡魔と闘いながらの調教診断により、17頭のうちの12頭を 消そうと思ったが、初ブリンカーの1頭は残し、11頭を消した。  そして、残った6頭の中で調教抜群なローレルカミカゼに◎を打った。  この馬は圧倒的な1番人気で単勝1.5倍も納得できる。  難解なのは相手選びだか、残りの5頭の人気は順に2,3,6,7,13。  パドックを見て、返し馬を見ても絞れず、発売締切も近づいてきて、結局5点流し。  2番人気の○ヒノデコウジとの馬連4倍を本線としてドカンと厚くした。

 レースがスタートすると3番人気のグランドパッションが先頭に立って、 それを見るように13番人気のマイネルシンパシーが1枠の利を生かして内々を追走する。 1番人気の◎ローレルカミカゼ、2番人気の○ヒノデコウジは中段待機。  第3コーナーから第4コーナーにかけて先頭のグランドパッションは手応え 抜群のままスイスイ逃げる。 一方の追走するマイネルシンパシーは手応えが 怪しくなってきた。 そして、ローレルカミカゼが満を持してスパートした。  直線に入って、逃げ込みを図るグランドパッションを追うマイネルシンパシーだが、その差は広がって3馬身。 そこへ一気に◎ローレルカミカゼが襲いかかって来た。  そして、マイネルシンパシーを交わそうとしたその時、マイネルの闘志に火が付いた。 まるでローレルカミカゼの影のようにマイネルシンパシーもグングン伸びてきて、この2頭がゴール前で逃げるグランドパッションを捕らえた。  俺の後ろの席のオヤジが「えっ、1番かよ・・・」と呟いたのと同時に、 「そのまま!」と俺の雄叫び。

 1着◎ローレルカミカゼ、2着△マイネルシンパシー(1枠1番)となって 1番人気と13番人気の組み合わせで、馬連120.0倍の万馬券ゲットとなった。  1枠1番の初ブリンカーがもたらした万馬券である。

 今日の教訓 「調教診断で消しでも1枠1番の初ブリンカーなら消すな!」

 次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 38 > を乞うご期待!!
「明日のNHKマイルカップも獲るぞ!!」

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< マル狂の万馬券自慢 PART 36 >

2002 / 03 / 31

 今年は2月までまずまずの成績であったが、3月になって収支は一気に下降した。
特に、先々週と先週は鬼負けで精神的にも泥沼だ。
特に先週の日曜は1勝14敗で唯一の1勝も激安馬券だからもう目も当てられない。
なのに・・・翌日の月曜になると週間Gallopを購入して平然と週末へ向けての 予想を始め、火曜にはPAT(電話投票)口座に軍資金を入金し、 週末には自信満々に予想公開メールを配信する。
「読者の皆さん、やはり私はバカなのでしょうか?」

 そんな訳で、季節を忘れた桜のように、完全にリズムを崩した状態で迎えた今週、 昨日の土曜日(3/30)は会社の仲間と中山競馬場ゴンドラ席へ出撃した。  週末の天気予報は雨で重馬場と思いきや、朝からピーカン。  そんな空模様が、俺の先週までの悪夢を忘れさせてくれた。  成績は4勝10敗だったが、中山第9レースのミモザ賞で「小野、小野、小野!!」  と大連呼で89倍の本線的中により大幅プラス。  この勢いが本物かどうかは日曜の結果次第だ。  そして本日(3/31)日曜日は自宅でおとなしく電話投票で勝負する。  すると、朝の第1、2レースを連続ゲット!! 昨日の勢いは続いている。  そして続く第3レースでは、宇宙からの鬼脚が炸裂するのである。

 中山第3レース 3歳未勝利 (ダート1200m 16頭立て)

 中山のダート1200mのレースを予想する際には、外枠有利ということを 忘れてはいけない(その理由は長くなるので割愛します)。  このレースで選んだ◎はテビュー2戦目となるローレルバレットである。  テビュー戦は12着と大敗したものの、今回は調教が抜群なうえに馬体重も マイナス10キロと絞れ、枠順も6枠12番とまずまずだ。  今回一変すると確信しての自信の◎である。  人気を見ると4番人気、意外と人気がある。  しかしながら、1番人気のフリーパーティーでも単勝3.7倍もつくから人気 は割れ気味。 1番人気馬との馬連でも12倍あるので、ここは無理に 絞らず手広く流すこととした。  選んだ相手は調教診断の上位7頭で、人気順に挙げると1、2、3、5、7、8、15番人気の7頭。  その7頭の内、5頭の枠は外目であり、かつ15番(ブービー)人気の馬は大外である。

 レースがスタートすると、勢い良く飛び出したのがローレルバレットで俺の◎だ。
それに並んでいるのが5番人気のガイモンスワンでこれは○、
ということはこのまま決まれば本線的中か。 と思いきや、第4コーナーをカーブして直線に入ると、 ◎ローレルバレットが独走体勢となり、 一方の○ガイモンスワンは失速してずるずる後退。  替わってブルーグラスソング(2番人気)が伸びてきた。  内を突いてマイネルラジョーネ(9番人気)も突っ込んできたが、この馬は無印だ。  「7点流しているんだから抜けは勘弁してくれ」と思っていたら、 「大外を一気にエイリアンも突っ込んできた!」と実況の叫び。  エイリアン?? 15番(ブービー)人気の大外枠の馬である。

 1着◎ローレルバレット、そして2着は写真判定の結果、△エイリアン。
4番人気と15番人気の組合せで、馬連ド〜ンと293.7倍の万馬券ゲットとなった。
宇宙からの鬼脚エイリアンに感謝!

 今日の教訓 「中山ダート1200mではブービー人気でも大外に注意」

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< マル狂の万馬券自慢 PART 35 >

2002 / 02 / 02

 先週の万馬券ゲットで2月の闘いへの弾みがついたのはいいが、 万馬券をゲットした後で最も注意すべきことは「穴狙い病」である。  この「穴狙い病」とは俺が勝手に名付けただけだが、文字通り強い馬の存在を無視して無謀な穴狙いをすることだ。  先週の万馬券ゲットで「よし、もう一丁」なんて思ったら黄色信号。  そして強い馬を「人気だから」という理由だけで蹴っ飛ばすと、まさに赤信号。  赤信号の先には後悔と大損がある。

 俺の予想の鉄則をここで我ながら確認しておこう。

@強い馬は強い。強いと確信したならば、その馬が圧倒的な人気であっても、
 また逆に人気薄であっても自信の◎を打て。
A人気馬でも死角があるならば、ここは一変可能な馬を狙え。
 危険な人気馬で割りの合わないリスクを負う必要はない。
B調教を軽視するな。競馬に限らず、練習の結果は本番に必ず影響する筈。

 この鉄則さえ無視しなければ大怪我はしないし、たとえハズれても 悔いがないと言ったら嘘になるが、後悔は少ない。

 ところで、今週の金曜日に会社の休みがとれたので、乗馬を体験してきた。  初心者向けの体験乗馬2500円であるがなかなかおもしろい。  まずは馬に慣れるための引き馬・・・  まさにパドックの厩務員状態。 次に馬にまたがり歩かせる・・・  まさにパドックの最終周回。 そして最後にキャンター(小走り)・・・  まさに返し馬のスタートだ。  俺はモンキースタイルにこだわっていたが、インストラクターに「乗馬なので背筋を伸ばして下さい」と注意された。  ちなみに俺の騎乗した馬は元競走馬のサラブレッドと聞かされいい年こいてチョット感動。  さて、2月の好スタートを切るためにも今日は大事な1日。  予想の鉄則を再確認し、第1レースの幕開けである。

 東京第1レース 3歳未勝利 (ダート1200m 16頭立て)

 16頭の多頭数の未勝利戦で抜けた馬がいないと思ったこのレース、 しかしオッズではビーピーコーリングという馬が圧倒的な人気。  この馬の過去2戦が4着、2着だから人気になるのはわかるが、 前回の2着は 11月17日でもう2ヶ月半も経っている。  こんな危険な人気馬を信頼できるだろうか?  調教も馬なり調整だし、不利な大外枠だし・・・。

 となれば、ここは鉄則通りに一変しそうな馬を探してみよう。  調教の動きならブラッシングスカイという馬が1番、一変を信じてみよう。  人気は・・・ えっ、9番人気かよ。  この馬の過去4戦の成績は、順に12.7.12.10着・・・ 人気がないのも納得、 これで本当に一変するのかと疑問を抱きたくもなるが、鉄則は鉄則だ。  ブラッシングスカイに◎を打った。  相手は無理に絞ることもないが、調教診断で選んだ8頭へ手広く流した。  1番人気と組んでも30倍、残りの7点はすべて100倍以上だ。

 レースがスタートすると、東京のダート1200mらしく1枠の2頭が 飛び出して後続を引っ張る展開。  俺の◎ブラッシングスカイは中段待機。  ラジオたんぱを聞いていたので位置関係がよくわからないが、 第4コーナーをカーブして直線勝負となると実況では他の馬の名前ばかりが叫ばれている。  「こりゃ、後方のままかな?」 と思ったところで、俺の◎の名前がついに叫ばれた。「おっと、一気にやってきた6番・・・ ブラッシングスカイだ、脚色断然、 一気に先頭に踊り出て、その差を1馬身、2馬身、3馬身と広げていく。  2着争いきわどく3頭並んでいる」という実況だから朝から大興奮。  先頭はブラッシングスカイが4馬身差をつけて圧勝、問題の2着争いの3頭の中に買っていない馬が1頭いてヒヤっとし、なおかつ審議になってさらにヒヤっとしたが、無事に確定。

 1着◎ブラッシングスカイ(9番人気)、2着△ダイアナショー(7か8番人気くらいかな)となって、馬連119.7倍の万馬券ゲットとなった。  まさに◎が見事なまでに一変し、1番人気の危険なあの馬は13着と大敗した。  これで2週連続の万馬券、でも今日はその後のレースがイマイチの成績で マル狂の予想公開での推奨馬も撃沈・・・競馬って難しいね。

今日の教訓 「病は気から・・・鉄則を守っての自信の穴馬なら◎を惜しむな!」

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< マル狂の万馬券自慢 PART 34 >

2002 / 01 / 27

 2001年を振り返ってみよう・・・  年間勝負レース数は 1421レース(JRA全日程勝負達成)、 うち的中レース(単勝のみやワイドのみ的中も含む)は 460レース。 約3回に1回の割合で的中していたのに大損だったのはなぜだろう。 その原因としては、まず万馬券的中が8レースのみと少なかったこと、 そしてレース毎に投資額が大幅に変化することだと思う。

 では後者について詳しく説明しよう。  固いと思われるレースをチョロっと買って激安馬券をチョロっとゲットしたり、 ここで勝負せずしていつ勝負するんだとばかりに穴場にドカ〜ンと突っ込んでデカク負け、重賞だからという理由だけでレートを上げてみたりする。  要するに勝負レースでことごとく負けたということだ。

 そこで、2002年は・・・  レースの種類を問わず投資額は極力均等にする。  関西の特別レースはメインを除き買わないようにする (関西馬については分析に限界があるし、知らない馬もまだまだ多い)。  障害レースはレートを下げるか買わないかのどちらかとする (落馬というリスクが大きい反面、馬券妙味が薄い)。  今年1年、この信念を貫き通してみたい。結果は1年後のお楽しみと いうことで、さて2002年のスタートは・・・?

 今年になって今日でもう10日目の競馬開催日だが、当然全日程勝負は 続いている。昨日まで回収率は75%くらい。  大損ではないにしても良いとは言えない。  1年のスタートの月だから少しでも回収率をアップさせて2月を迎えたい。  そのためにも今日は1月の最終開催日、ここは負けられない。  が、しかし・・・朝の第1レースを外してみると、その後も負け続けあっという間に6連敗。 「本日全敗(今年、すでに1日体験済)」の匂いが漂ってきたぜ。  続く第7レースは「マル狂の予想公開」において推奨した注目馬の出走するレースである。

 東京7レース 4歳上500万下 (ダート2100m 16頭立て) 

 「マル狂の予想公開」でのこのレースの注目馬は、◎キタノツムジカゼ。  この馬の前走は1番人気に支持されながら、人気を裏切っての14着。  前回の敗因は休み明け2戦目での2走ボケというよりも気性の問題ではなかろうか。  アフリート産駒には気分屋が多いと俺は常日頃感じている。

 そこで満を持してのブリンカー着用、かつ先行力ありとなれば、一変有り。  調教もいい動きで馬体重マイナス2キロと少しでも絞れたのも好材料だ。  自信の◎はキタノツムジカゼ(4番人気)で決まり、あとは相手選びだ。  調教診断で選んだ相手は7頭、人気順に挙げると、エーピーキングダム (1番人気)、ユウワンキング(2番人気)、ジャレス(6番人気)、 リメインゴールド(7番人気)、イデム(10番人気)、バンダムプレジャー (11番人気)、アワセワザ(14番人気)。

 レースがスタートすると予想通りに◎キタノツムジカゼがすんなり先頭に立つ。  自分の予想通りの展開となるだけで、何となく気分がいい。  後続に2〜3馬身差をつけてマイペースの逃げだ。  ただ、2番手あたりを追走している3頭を見てみると買っていない馬ばかりなのが ちょっと気になる。  そのままの体勢で第4コーナーをカーブする、依然として先頭は◎キタノツムジカゼで3馬身のリード。2番手がゴチャついてきたが内から抜け出そうとしているのがリメインゴールド、この馬なら買っているからこのまま(78倍)でもいい。

 そこに外から1番人気のエーピーキングダムが3番手に上がってきて2番手のリメインゴールドに迫ってくる。  エーピーだと16倍しかつかないので、思わず「そのまま!」。  すると大外をケタ違いの鬼脚で追い込んでくる馬が1頭! 帽子の色は黒?  いや、泥まみれの帽子は白だ! バンダムプレジャーだ!! 「差せ、差せ、小野!」 ゴール前でバンダムプレジャーが、先頭の ◎キタノツムジカゼまでもをまとめて差し切ってゴール。

 1着バンダムプレジャー、2着キタノツムジカゼ、11番人気と4番人気の組合せで、馬連146.7倍の万馬券ゲットとなった。

 今年から馬連単と3連複の発売がスタートするが、もしこのレースで馬連単が買えたならば、果たして俺は◎が2着となったこのレースを的中しただろうか??・・・ 今後は馬連単の買い方を考えるようにしていこうと思う。

 それにしても今日の東京は6本の万馬券と大荒れ、メインの東京新聞杯では 今日2本目のマン券ゲットかと思ったが、クビ差届かず・・・  1日マン券2本の快挙はお預けとなった。

 今日の教訓 「前走1番人気の大敗馬には要注意!」 

 次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 35 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 33 >

2001 / 12 / 15

 今年もあと残り4日、もちろん競馬の開催日数のこと。  有馬記念の1週前ということで、今日は中山競馬場まで有馬記念の前売券を買いに行った。 せっかく競馬場まで足を運んだにも拘わらず、入場せずに前売券だけ買って 帰ってきてしまった(今日は電話投票と決めていたし、指定席も予約していなかったので)。

 中山競馬場の正門前に到着したのが朝9:50、すごい行列かと思いきや前売券の販売窓口には一人も並んでいない。 毎年、俺は有馬の前売券を買っているが、並ばずに買えたことなど今までにはなかったぞ。 あとは来週の指定席が当たるのを祈るのみだ、ポカポカの指定席でテイエムオペラオーの勇姿を脳裏に焼き付けるためにも・・・。  11時前には家に戻ってきたが、午前中のレースは朝のうちにPAT投票を済ませていたので実にのんびりできた。

 午前中の5つのレースの結果は3勝2敗、しかし収支はチャラ。  いかんせん配当が安く、6.2倍、6.0倍、3.5倍では大儲けとはいかない。  朝っぱらから鬼の1点勝負をするほど勇気もないし、まあ良しとしよう。

 午後になって第6、7レースと立て続けにハズレ。  そして向かえた第8レース、このレースには「マル狂の予想公開コーナー」において推奨した注目馬が登場する。

 < 中山 第8レース 3歳上500万下 >    ( ダート1800m 16頭立て )

 今開催の中山のダートは比較的時計が速い。  雨の少ない冬のダートは力の要る馬場が当たり前だと思っていたが、今週も一雨あってダートは引き続き速いタイムが出ること確実。  「マル狂の予想公開コーナー」にて推奨した馬は、 ◎キャロルシチー(2番人気)である。  思い起こせば、この馬の4走前に俺は14頭立ての12番人気のこの馬に◎を打った。  しかし、結果は3着、ワイドを買っていなかったため悔しい思いをしたのをよく覚えている。

 そして今回は、調教の動きが鬼、ブリンカー初装着、時計の速いダート、追える騎手ファロン(阪神ジュベナイルにて、○アローキャリーを2着に粘らせた男)。  これだけの条件が揃えば絶対に逃げ切れると確信のうえでの推奨馬だ。  対抗馬の○は圧倒的1番人気のウッドスピリットを指名。  力の要る馬場なら明らかに◎よりも上位ランクだが、今回は○までの評価。  ▲にはサクラテンシ(3番人気)、中山のダートとは相性がいい (万馬券自慢PART 22をご覧下さい)。

 △には調教の動きが一変したマイネルガナドール、しぶといピアリ、 そして最後の1頭はグリームステージ(11番人気)。 このグリームステージという馬は休み明けでもマイナス6キロと 仕上り良好なうえ、前3走とも芝で大敗しているが アジュディケーティングが父ならダートのほうが絶対にいい。  以上、○と▲のタテ目も含め合計6点勝負。

 レースがスタートするとポンと好ダッシュで◎キャロルシチーが先頭に立つ。  2番手にオンワードキャリー(無印)、3番手に▲サクラテンシが追走していく。  その直後に△グリームステージがいて、中段待機で1番人気の○ウッドスピリット、残りの△2頭はその後方を進む。  先頭のキャロルシチーは後続に3馬身の差をつけて第3コーナーをカーブして行く。  そして人気のウッドスピリットも徐々にスピードを上げて進出開始。

 第4コーナーをカーブして残り300mで先頭は相変わらず◎キャロルシチー、そして3馬身差の2番手に△グリームステージがあがってきて▲サクラテンシは3番手に後退した。  すると大外を○ウッドスピリットが一気に突っ込んでくる。  大本線的中かと思いきや、△グリームステージもしぶとく粘っているので思わず一声、「そのまま!!」 11番人気の△だからさすがに興奮する。

 1着◎キャロルシチーの圧勝、2着△グリームステージ、 3着○ウッドスピリット、4着▲サクラテンシ。

 馬連、ドカ〜ンと308.7倍、万馬券ゲットとなった。本線のお固い ワイドのおまけ付き。 今日の教訓 「逃げ馬は砂とブリンカーを味方に一変する」

 次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 34 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 32 >

2001 / 11 / 04

 好調だった中山開催が終わり、東京開催になった途端に予想の調子は一変して下降気味。あわせて秋のG1戦線も連敗スタートとなってしまった。  ひどかったのは秋華賞で、俺の◎フローラルグリーンはなんとビリ。  なのに懲りない俺は本日の東京 10レース(ユートピアステークス)にて、再びフローラルグリーンに◎を打ってしまった。  続く菊花賞では大波乱、お固い銀行員的馬券を買っていた俺は、またまた撃沈。

 しかし、先週あたりから予想の調子はガラリ一変し、天皇賞では◎にアグネスデジタルを抜擢しての快勝だ。  そして昨日も午前中のレースで44倍の本線ゲットもあり勢いは続いている。

     東京6レース 3歳上 500万下      (ダート1200m 14頭立て)

 東京ダート1200m戦、俺はあまり好きでない。  あまりにも枠順の有利・不利が顕著だからだ(東京芝2000mも同様)。  中山や阪神の芝1600mもやや内枠有利だけど、あの程度なら許容範囲。  しかし、東京だけは納得できない。  予想する我々は枠順を考慮して買えば済むことだが・・・。

 このレースの俺の◎は春まで900万下で上位争いをしていた ワシントンジョージ、今回は休み明け降級後3戦目で案の定、圧倒的な1番人気。  だがネックは大外枠であること。  追い込み脚質ならさほど関係ないが、この馬は先行していいタイプ。  でも力は1枚上と信じて◎を打った。

 馬場コンディションは昨日の雨で重となれば追い込みは届かないと読んで、 相手は有利な内枠の先行馬の中から休み明け3戦目で上積みの見込める○エポカ(5番人気)、前回は芝で惨敗だがダートなら堅実なボエーム(8番人気)に▲を打った。  △にはピクニックムード(2番人気)、ブレークオンスルー(3番人気)、 インサイドトリック(9番人気)を指名。

 レースがスタートするとポンと飛び出したのが○エポカ、1番人気の ワシントンジョージも好ダッシュで4番手あたりに上がってきたが、 すぐに第3コーナーで左にカーブすると大外のため中段あたりまで一旦下がっていった。  2番人気の△ピクニックムードは内を回って2番手を追走する。  スイスイと逃げるエポカをめぐって第4コーナーを目指して各馬上がってきた。 ワシントンジョージも大外からジワジワと先段を目掛け上がってくるが、 第4コーナーをカーブするとワシントンジョージはまた外に振られて位置取りが後ろになった。

 一方、最内を回ったエポカはさらにリードを広げて逃げ込みを図る体勢。  しかし、やはり実力の違いで◎ワシントンジョージが大外を一気に伸びてきた。  でも○エポカのスピードも落ちず、逃げ切り濃厚。  このまま決まれば○−◎の本線大的中となる。

 すると最内からワシントンジョージに負けず劣らずの脚で突っ込んでくる馬が1頭、 ▲ボエームである。  一瞬考えてしまったが、どう考えても○−▲のほうが配当がいい。 「4番、4番、4番(ボエームの馬番)!」と思わず連呼。  そしてエポカが先頭でゴール。 2番手は、内ボエーム、  外ワシントンジョージが並んでゴールした。

 手に汗を握る写真判定の結果、2着にボエーム!!  ○(5番人気)と▲(8番人気)のタテ目で的中して 馬連 150.6倍の万馬券ゲットとなった。 

 今日の教訓 「府中のダート1200mの重なら内枠逃げ馬を狙え」。
 ワシントンジョージが内枠だったら・・・ と思う1戦であった。

 次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 33 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 31 >

2001 / 09 / 16

 先週に引き続き今週も中山競馬場へ出撃して、例の如くB指定席(禁煙)に座って周りを見渡してみると、やはり空いている。  あの新潟競馬場とは比較にならないほど閑散としている。  今日は日曜日だしGUセントライト記念もあるのにこんなに空いていては、 JRA の売上が年々減少していくのも納得できる。  地方競馬は赤字に悩んでいるらしいが、中央競馬もこのままでは先行き不安である。  新馬券の発売開始も含めた改革が待たれる。

 中山開催に替わって、先週は土日ともに黒字計上したうえに万馬券もゲット。  こうなれば目指すは「第4回中山開催の黒字収支」であるが、 3日目の昨日は気合が空回りしたのか大きく敗退。  となれば、今日は何が何でも負けられない。  第1・2レースを連敗してヤバイと思っていた矢先、第3レースの新馬戦で今日の1勝目。  マル狂の予想公開コーナーで推奨したディアンという馬の見事な勝利であった。 続く第4レースも予想公開コーナーにてコッコレという馬を推奨!!  さて、結果は・・・。

    中山4レース 2歳新馬   ( 芝1600m  13頭立て ) 

 予想公開コーナーでも推奨したが◎はコッコレ。  出走13頭のうち10頭はデビュー戦となるが、残りの3頭は2戦目となる。  そのうちの1頭がコッコレだ。  実はこの馬のデビュー戦で、俺はこの馬に○を打った。調教の動きが良く 上位に取り上げたが、結果は期待を裏切っての13着。  ダートだったため砂をかぶって全く競馬にならなかった。  しかし、今回は芝コース、調教と同じだけ動けば勝てると信じて自信の◎!!  オッズでは6番人気で手広くいける。

 ◎コッコレの相手としては、やはり今回が2戦目でデビュー戦を2着と好走した メジロクリアーを○として取り上げたい。  実はこの馬、<万馬券自慢 PART 30>において2着(8番人気)に突っ込んだ 馬である。  今回はさすがに人気は上がって2番人気だ。そして調教の動きのいい サイセンタンという馬に▲を打って、その他の馬へも△として手広く流した。  このレースでかなりの人気となったのがチョウカイフライトという馬だ。  この馬の血統はなかなかのもので、父サンデーサイレンスに母チョウカイキャロル(オークス馬)という超良血である。  当然の1番人気であるが、調教は抜群という訳ではなくパドックで見ても太く感じるし、俺的には危険な人気馬という位置付けだ。

 レースがスタートすると、先頭に立ったのが△シンキョウと▲サイセンタン。  3番手に◎コッコレ、その直後に○メジロクリアーがいる。  人気のチョウカイフライトはスタート直後に隣の馬に寄られる不利を受けて後ろから4頭目と厳しい状況だ。  3コーナーあたりから◎コッコレが馬なりで先頭に並びかけて、 3頭横一線となって直線に入った。  するとサイセンタンは脱落し、先頭は◎コッコレ。  2番手に△シンキョウが粘るところへ○メジロクリアーがグングン迫ってくる。  メジロクリアー(2番人気)がもし2着となれば大本線での的中となるが、配当的には △シンキョウ(8番人気)のほうが断然いい。

 気合は絶頂に達して「そのまま!そのまま!そのままっ!!」・・・

 結果は、1着◎コッコレ、2着△シンキョウ、3着○メジロクリアー。  そして4着に良血チョウカイフライトが底力で突っ込んできた。  この馬の次走は買い、絞れていればまず負けない。  馬連、ガツンと 143.6倍! 2週連続の万馬券大ヒットだ。  本線ワイドもきちんとゲット。

 今日の教訓・・・「ダート惨敗は芝で一変への布石だ」

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< マル狂の万馬券自慢 PART 30 >

2001 / 09 / 09

 夏競馬も先週で終わり、いよいよ今週からは秋競馬の始まりで舞台は我が地元中山である。  第4回中山開催の初日の昨日は収支プラスと幸先のいい好スタートをきることができた。  そして2日目の今日は中山競馬場へ出撃。電話での指定席予約で 4階B指定席を押さえていたが、競馬場に着いたら(10:45頃)A指定席もまだ空席があるのにはビックリ。  どうやら台風の影響で来場者が少なかったようだ。

 しかしもっと驚いたのは、日頃から競馬予想メールのやり取りをしている ローカル王(新潟開催にてヒット連発)の酒沢大先生(長野県在住)が 中山の3階A指定席にいたこと。  話しを聞いてみると会社の社員旅行で来たと言う。  社員全員で競馬かと思ったら、自由行動の時間を利用して中山までやって来たとのことで、納得。 その酒沢大先生は、前半戦では苦労していたが後半戦で挽回していたようだ。

 俺も今年はすでに福島・新潟へ遠征した。ちなみに昨年は福島・京都へ 遠征した。 やはり、遠征時はいつも以上に当てたいという気持が強い。 新潟と京都へ遠征した時はマズマズの成績であったが、最悪は福島だ。  昨年と今年の福島への遠征成績(合計4日間)は、41レース勝負して 3勝38敗である(収支表で確認した)。  だったら福島の馬券は買わなければいいのでは・・・到底無理。

    中山5レース 2歳新馬   ( 芝1800m  16頭立て )

 全馬16頭がデビュー戦となるこのレースは、やはり調教重視で攻めてみたい。  中山開催に入ってこれが4戦目の新馬戦であり、これまで3戦3勝と調教の読みは万全と言っていい。  16頭の中で調教の動きが1番と言えるのは2頭、 1番人気ゲンパチミラクルと5番人気のリバーカフェ。  その次が2番人気の▲カデンツァだ。  残りの13頭のうち9頭を消して、4頭が△候補。  さて、◎候補の2頭のうちのどちらを選ぶか・・・・。  この2頭の調教(本追い切り)は9月5日に実施された。  しかしながらリバーカフェは8日にも坂路で時計を出しており、  俺はこの意欲を買ってみることとした。

<結論>
◎リバーカフェ ○ゲンパチミラクル ▲カデンツァ 
△メジロウォルド △メジロクリアー △アマートベンハー △ダイワモンタナ

 レースがスタートすると、◎リバーカフェは好ダッシュを決めて2番手を進む。  先頭はアルファジェネラスという馬でこれは無印。  人気のゲンパチミラクル、カデンツァは虎視眈々と中段を進む。  4コーナーをカーブして直線に入ると、一気に先頭が入れ替わって ◎リバーカフェが脚を伸ばしてきた。ほぼ、この馬の勝ちは見えたが、問題は2着争い。

 逃げたアルファジェネラスは失速し、馬場の真ん中をグラスポジションが伸びてきたがこれは無印で思わず「お前は来るな!」。  そして外を突いて伸びてくるのがカデンツァでこれは▲、◎と▲なら 27倍あるしワイドまで買っている。 「14、14、14(カデンツァの馬番)・・・」と連呼。  ◎リバーカフェの勝ちは決定的でカデンツァを目で追い続けたが、 ゴール直前に内ラチ沿いを一気に伸びてくる馬を発見。  外側の馬の陰になってよく見えなかったが、この馬が△メジロクリアー(7番人気くらい)である。

 1着リバーカフェ、2着メジロクリアー、◎−△の組合わせで 馬連113.3倍、万馬券ゲットとなった。  今日はこの万馬券を含めて8勝をマークして大幅プラス、 中山の今開催(第4回中山は8日間)の黒字を目指すこととする。

 今日の教訓・・・「直前追い(調教)は意欲の証」

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< マル狂の万馬券自慢 PART 29 >

2001 / 07 / 21

 この夏の話題と言えば、やはり新潟競馬場の新装オープンである。  町を歩いていると、行き交う人々の話題もやはり新潟だ。  日本初の直線 1000m コースはファンにとって大きな魅力だし、 外回りの芝コースの直線も 659m もある。  福島では4コーナーをカーブするとほぼ勝負が見えていた。  一方、新潟の直線ではどの馬にもチャンス有りのハラハラドキドキ、大いに楽しめる。 それもその筈、福島の直線は 292m しかないのだから。

 また、今の新潟の芝コンディションは最高で、1000m で54秒台、 2000mで1分56秒台と驚異的な時計が出ている。  そして今日の芝 1000m で 200m 9.8秒という鬼タイムが出たらしい・・・  恐るべしサラブレッド。

 来月初めに俺も新潟入りするが、新潟駅周辺のビジネスホテルを予約しようと思ってネットで空き状況を調べたら、なんとどこも満室。  これはマズイと今度は電話で1軒ずつ問い合わせしたら、ようやく 20軒目あたりで予約が取れた。 これで俺もこの夏の旬の味を 楽しめる。 あとは指定席さえ予約できれば文句なし、おっといけねぇ〜、 馬券が的中したら文句なしだった。

 前開催の福島では立ち直れないほどの大敗を喫した (それでも1週間あれば立ち直れる)が、新潟開催に替わったらツキも替わって、 負けてはいるものの許容範囲の負け(俺の場合、投資額の20%と 決めている)であり、新潟をすっかり満喫している。

  新潟 4レース 3歳未勝利 ( 芝2000m 14頭立て )

 前日予想で◎はギャザリングダークと決めていた。  父はダンスインザダーク、今回がデビュー後3戦目。  デビュー初戦はダートで11着と大敗したものの、2戦目は芝で4着と変り身を見せた。  そして3戦目の今回も調教ヨシ、新潟の高速馬場で能力発揮とみて 自信の◎という訳だ。 単勝オッズでは2番人気だが、やや人気は 割れ加減でこれなら手広くいけそうだ。 相手は調教でも明らかに上昇して いる3番人気のボールドカリバーに○、もう1頭の調教ヨシの9番人気 カシマコンドルに休み明けだが▲を打った。  その他では、1番人気のロードフィガロなど数頭に△を打った。

 レースがスタートすると先行するのが、○ボールドカリバー、 無印のタイキレディ、好位追走が1番人気△ロードフィガロ、中段を ◎ギャザリングダークと▲カシマコンドルが追走していく。

 第4コーナーをカーブして 659m の直線勝負となって、先頭は逃げ込みを 狙う○ボールドカリバー、2番手に上がってきたのは△ロードフィガロ。 あとは俺の◎ギャザリングダークが突っ込んでくれば余裕のドンピシャ的中と なるわけだが、「アレ?マジ?・・・(無言)・・・」。

 俺の◎ギャザリングダークが伸びを欠いて完全に圏外。  しかし、 ▲カシマコンドルが一気に前の2頭にグングン迫って行き、そして ゴール手前できっちり差して先頭ゴール、2着に○ボールドカリバーが粘り、 3着ロードフィガロ。

 やや拍子抜けの▲−○のタテ目の的中となったが、9番人気と3番人気の 組合せで、馬連 104.5 倍の万馬券ゲットとなった。

 今日の教訓、「自信の◎でもタテ目は押さえるべし」。

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 30 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 28 >

2001 / 06 / 03

 いや〜、安田記念には驚いた。  馬連 1200倍、自慢するならこんな馬券がいいが、俺の◎は 16着に終わった。  ところで、昨日は久々のゴルフだった。 ゴルフの時くらいは馬券を買わなければいいものの、俺の今年の目標「中央競馬の全日程を勝負」(競馬の開催日は馬券を必ず買う)がある限り見送る訳にはいかず、結局、九つのレースで勝負。  結果はチョイ勝ちとマズマズの成績であったが、一方のゴルフの成績は105。  フェアウェイを歩きながら携帯にて競馬の結果も確認と大忙しだ。  おかげで、グリーン上での穴(カップ)狙いは大ハズレ。

 競馬をやっていると1年あっという間に感じる。  「来週から早くも函館競馬の開催だぁ〜!」 とウキウキしたいところだが、 俺の場合、ローカル開催は大の苦手で、ここ数年では夏場に収支が一気に悪化する傾向にある。 その原因は自分の予想スタイル(調教重視)にある。  ローカル開催の場合には、調教の後の長距離輸送で体調を崩す馬がいる。  一方では体調維持を考慮して現地入りしてから調教する馬もいるが、 このケースでは調教するコースが全く異なってしまい前回との比較が困難。  そして予想に精彩を欠き収支が悪化するのだ。

 しかし、今年は違う。 夏競馬が近づくにつれウキウキしてくる。  なぜなら新潟競馬場の新装オープンがあるからだ。  もっと言えば、日本初の 1000m直線レースが見れるからである。  昨年は福島と京都へ遠征したが、今年は新潟へ行こうと思う。

 < 東京 6レース 4歳上 500万下 >    ( 芝 1600m 18頭立て )

 このレースについては、前日のうちにある程度の予想は済ませていた。  18頭の多頭数であるため調教の結果にて7頭を消し、残りは11頭。  この中では、調教が抜群なアンバンション(いつも調教はよく動くタイプ)は 絶対外せない◎候補だなと思って前日予想を終えた。

 そして今日、午前のレースがすべて終了して1勝4敗、固いところを1つ当てただけなので午前は負け。  迎えたこの第6レース、前日の段階では◎はアンバンション。  オッズを見ると1番人気であり相手を絞る必要がある。  そこで残りの10頭を1頭ずつ見ていくとある馬のところで手に持っていた赤ペンが ピタリと止まった。 10番人気のオジジアン産駒、ワンダフルミッキーである。  最近5戦の成績は、14.13.16.放牧.16.11着であり普通なら買えないが、 調教の動きの上昇度ならこの馬が1番である。  そして日刊競馬には「乗り味はすごくいい」というコメントまである。

 さて、アンバンションでいくか、ワンダフルミッキーに賭けるか・・・。  「迷った時は上位人気を選べ」という定石を蹴っ飛ばし、調教の上昇度を買ってみることとした。 10番人気のワンダフルミッキーに◎!!  相手は○アンバンション(1番人気)、▲ヒカルパルテール(5番人気)、 △その他の8頭。◎が10番人気なので、結局、前日選んだ馬たちへの流し馬券とした。 1番人気のアンバンションとの組合せでも 63倍もつく。

 レースがスタートすると◎ワンダフルミッキーはインでジックリと中段待機。  逃げるのは15番人気の△スピードビウであり、もしこれと組めば2000倍。  しかし、そんな夢は4コーナーをカーブするとズルズル後退し、替わって 1番人気のアンバンションがスンナリ先頭に立った。  「やっぱり◎はコイツにするべきだったか・・・」 と思った矢先、 内から一気に突っ込んできたのが、なんと◎ワンダフルミッキーだぁ〜!!  アンバンションを交わして一気に先頭に立った。  このまま決まれば◎−○の本線的中だが、そこへ外から3番人気の△ルンルンユッコが追い込んできた。

 結果は、1着◎ワンダフルミッキー、2着△ルンルンユッコ、3着○アンバンション。  馬連、ド〜ンと190.0倍、これで3週連続の万馬券ゲットとなった。

 今日の教訓、「悪成績の仮面の下に穴馬の素顔有り」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 29 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 27 >

2001 / 05 / 27

 今週はダービーウィークにもかかわらず、本栖湖へキャンプに出掛けた。  競馬狂いの俺らしくない行動であったが、日本ダービーの◎は昨年の9月の時点ですでにジャングルポケットだと決めており、ダービー予想に苦労することもないので、富士山麓でゆっくりと過ごすこととした。

 しかし、ゆっくりと過ごすつもりが、やはり競馬は気になる。  日曜はダービー予想だけにすればいいものの、結局のところ、 土日ともに勝負することになった。  それにしても呆れるのは、土曜の夜に本栖湖から河口湖方面に向かって車を飛ばし 競馬新聞を入手した自分である。 おかげで、一部の競馬ファンの方々には恒例の「マル狂の予想公開」をメール配信(携帯使用)することができた。

 そう言えば、昨年、本栖湖でキャンプをした時に万馬券をゲットしたのを思い出した。(詳しくはHPのPART22をご覧下さい)  昨年は帰りの日に雨が降った。そして今回、やはり今日も雨だ。  自分が雨男だから別に不思議ではないが、何やら予感がするぞ・・・・。

< 東京第5レース ガーベラ賞(3歳 500万下) > 
     ( 芝1400m 16頭立て )

 携帯電話を使っての投票で野外のため、情報量に限界があった。  馬体重の増減や正確なオッズがわからない。 でも調教に予想のウェイトを置いている俺的には競馬新聞さえあれば、何とか勝負できる。

 そこで調教の状態をチェックしてみると、動き絶好の馬を発見した。  調教の鬼時計に加え今回が休み明け2戦目のマイネルウォリアーである。  この馬は「マル狂の予想公開」にて注目馬として推奨した1頭であり、当然、自信の◎。 正確なオッズはわからなかったが明らかに人気薄であり、 馬券としては調教の動きが悪くない馬10頭へ手広く流した。

 レースがスタートすると◎マイネルウォリアーは後方待機。  「そんな後ろで大丈夫か?」と心配したが、直線に入ると一気の鬼脚がさく裂!!  見事なまでの差し切りが決まって1着ゴールした。  2着にはロードアンビション、この馬もそんなに人気は高くない筈だ。  結果は、馬連 121.5倍、これで2週連続の万馬券ゲットとなった。

今日の教訓、「本栖湖には波乱の魔物が住みついている」

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< マル狂の万馬券自慢 PART 26 >

2001 / 05 / 19

 万馬券の味をもうすっかり忘れてしまった。  前回のゲットから早5ヶ月が経過、俺の競馬の調子も日本の景気もドンゾコの状態が続いてきた。 ところが、最近・・・ 小泉内閣が発足した頃から流れが変ってきた。  今までの「負け・負け・負け・負け」から「勝ち・負け・勝ち・負け」という パターンに変りつつあり、今年になってようやく競馬が楽しくなってきた。

 < 東京4レース 3歳未勝利 >   ( 芝 2000m 16頭立て )

 この時期の未勝利戦は意外と難しい。  なぜなら、デビューの遅い馬の初出走があったり、早い時期にデビューした馬が休み明けで出走してきたり、大敗の続いている馬であっても戦法を変えたりしてくる。  初出走や休み明けの場合は調教の状態によって取捨し易いが、 戦法の変化については一種の賭けという意味合いもあるので 見極めが難しい。  しかし、大敗続きの馬の一変を見抜くことができれば、思わぬ 高配当をゲットすることができる。

 さて、このレースもデビュー2戦目の馬、休み明けの馬、 今回が13戦目となる馬など多彩なメンバー構成。  調教状態を見て、1番人気のジェントルウインド、3番人気のロットシュナイダーの動きがいい。 2番人気のシンコウベルデは休み明けにもかかわらず前回の減った身体が全く戻っておらず無印。 よってジェントルとロットの1点(4倍)にしようかと思ったが、見つけてしまった・・・ 一変しそうな馬、ミヤビアステール!!

 この馬は今回が5戦目でこれまでの4戦の着順は、14,10,8,6と 今1歩。
しかし、前回が始めての芝のレースで最後方(外枠)から直線一気に伸びての0.6秒差。そして今回は1枠2番と絶好の枠順に入り、減り続けた体重も今回は+6キロと増えてきた。  思い切って10番人気のミヤビアステールに◎を打った。 相手は当初1点勝負をしようと思ったジェントルウインドとロットシュナイダーの2頭へ馬連とワイド。 逃げ・先行タイプで調教の動きの良いハーモナイザーとカワキタアラシへ馬連。 ジェントルとロットとタテ目(裏本命)の馬連もガツンと押さえた。

 レースがスタートすると◎ミヤビアステールは中段待機でロスのないインコースを追走する。 4コーナーをカーブして直線に入ると、△カワキタアラシが逃げ込みを図る勢いで、まさに読み通りの展開だ。
すると内目から白い帽子ミヤビアステールが一気に伸びてきた。
逃げるカワキタアラシをあっという間に捕らえて先頭に立った。
脚色からしてこの馬の勝ちは確実であり、あとは2着争いだ。
粘るカワキタアラシ(6番人気)に外からロットシュナイダー(3番人気)がグングンと迫ってきた。 どちらでも的中だが、カワキタが粘ればマン券だ。
「そのまま、そのまま!!」
10番人気の◎ミヤビアステールが先頭ゴールして、2着に6番人気の△カワキタアラシが粘りきった。
 馬連、ドッカ〜ンと336.8倍、万馬券ゲットとなった。

今日の教訓・・・ 「マン券なくして景気回復無し」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 27 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 25 >

2000 / 12 / 23

 今年も残すところ僅かとなった。俺にとっての今年は明日の24日までである。 なぜなら、明日のクリスマスイヴが今年の競馬の最終日だからである。 最終日と言えば有馬記念!!有馬の馬券を買わずして、 年を忘れること(忘年)はできない。

 ところで、この時期になると、世間では忘年会という名の宴が催される。 俺はこの忘年会というものが大嫌いだ。宴を開くことは大いに結構だが、 忘年会という名前が気に食わない。 「忘年」って何なの? 忘年会に納得のうえ参加した人は、徹底して 忘年してもらいたい。しかし、ほとんどの人は実際には忘年していない。 昔のことや出会った人のことをちゃんと覚えているのである。 よって宴の名前を変更したほうがいい。「大お疲れさん会」という 名前なんかどうだろう? 言いづらいなら、略して「だいおつ会」、 または「パイオツ会」でもいい。

 さて、最近の競馬の調子についてですが、秋からのG1戦線に つきましてはマズマズです(G1予想公開コーナーでの中穴連発)。 的中された読者の方からの感謝メールを頂いたり、会社では 金曜日になると私の周りに金に飢えた人が集まってくる。 しかし、予想がハズれてしまうとコソコソしなければならないので困る。 一方、年間収支については、思い出すだけで吐きそうなくらい気持ち悪くなる。 でも、今週が終わればリセットボタンを押して、 来年はまたゼロからスタートだ。ちなみに、来年の競馬のスタートは 1月5日で、その日からなんと4日連続開催です。これは忙しい!!

 昨年まで、有馬記念は競馬場で生(ナマ)で見ていたが、 今年は自宅でケーキを食べながらテレビ観戦します。去年の 有馬記念ではツルマルツヨシという馬に◎を打ちました(結果4着)。 リベンジの◎・・・。

 有馬の前日の今日、朝からやや緊張気味に中山の第1レースから 電話投票(PAT)にて勝負開始。今日の1勝目は、第2レースの 馬連25倍だ。第3レースも枠連2.2倍、第4レースでは馬連10倍をゲット。 続く第5レースの投票をした時、投票後の預金残高を見て アレっ・・・と思った。

儲かっている筈なのに預金残高がたいして増えていない。 まさか・・・と思って第1レースからの投票状態を確認してみた。 このケースの原因として考えられるのは、以下の2通りだ。 @金額を間違って買ってしまったケース(多く買ってハズレ) A買い漏れ、買い目の相違 調査の結果、な・な・なんと、買い漏れ! しかも、よりによって第2レース(25倍)の馬券を全く買っていなかった。 一生懸命に予想していただけで、投票操作をするのを忘れていたので あった。ゲットしたと思って喜んでいた自分が、あ〜恥ずかしい。

 その後はツキに見放されて第5レースから第9レースまで5連敗。 しかも、第6レースの3歳戦では「マイネルの法則」を無視して マイネルヘネシーという馬を無印にしたら、なんとその馬が2着に 突っ込んで馬連120倍・・・まさに顔面蒼白、超後悔という始末だ。  でも、第10レースのG1中山大障害で◎−○の本線的中(8.9倍)で 一気にご機嫌となったこの俺、単純明快な男である。

 < 中山第11レース クリスマスカップ >      ( 芝1800m 13頭立て )

 出走馬13頭を見渡しても「これは」という馬はいない。デビュー以来の 成績が5戦3勝のゼンノエルシドも今回は休み明けで馬体重+18キロでは 狙いづらい。1番人気は最近の成績が良かったロイスジュニアだが 単勝オッズが3倍では信頼に欠ける。そこでまず、太っている馬と明らかに 格下の馬の3頭を消した。続いて調教診断でバッサリといこうと思ったら、 良くも悪くもないという馬が多く、ここでは1頭を消した。

 調教の動きが良いのは2頭で3番人気のゲイリートマホークと6番人気の シップウジョーという馬である。ここではゲイリートマホークのほうが実力は 明らかに上であるが、これがまた休み明けで+12キロ。この馬は、過去に 休み明けのレースを3回経験しているが、2着以内に入ったことがない。 こうなると、◎は6番人気のシップウジョーのほうである。

 馬券は◎シップウジョーから8点買いとなった。もっと絞りたかったが、 相手がドングリの背比べ状態だし、1番人気のロイスジュニアとの 組合せでも15倍、それ以外なら32倍から120倍も付くからヨシと しよう。

 レースがスタートすると予定通りにエレガントモアがハナに立つ。 これに並び掛けていくのが2番人気のゼンノエルシド。1番人気の ロイスジュニアはスタートで出遅れて最後方からの競馬。そして、 俺の◎シップウジョーは後方から数えて3〜4番手あたりを追走している。 前を行くゼンノエルシドは行きたがる(競馬用語では「掛かる」と言う) 仕草を見せており、これはスローペースだ。

スローでは後方の馬に不利であり、このままでは俺の◎も危うしと 思っていたら、2コーナーのあたりから、中段にいた馬たちが先へ先へと 上がって行った。明らかにペースが速くなってきて3コーナー過ぎると 先行している馬の脚色が鈍ってきた。「シメシメ・・・」 俺の◎シップウジョーも3コーナーから4コーナーにかけて手応え抜群に 上がって行った。最後の直線を迎えると◎シップウジョーは4番手まで 上がってきており、「楽勝だな」と思って見ていたら、先頭の馬は 5戦3勝のゼンノエルシドで粘りに粘っており、休み明けでこの走りは さすがだ。

 おっと、感心している場合ではない。シップウジョーが直線半ばで 2番手に上がるところをその外から一気に9番人気のリトルダンサーが 突っ込んできた。脚色は断然、リトルダンサーだ。  残り100m、ゼンノエルシドはまだ粘っていて、このままでは◎は3着。
「差せ、差せ、差せ、差せーっ!!」
ゴール寸前、◎の頭1つ前に出て2着に届いた。

 1着△リトルダンサー、2着◎シップウジョーで、9番人気と6番人気の 組合せとなって、馬連121.1倍の万馬券ゲットとなった。
レース名はクリスマスカップ、プレゼントはマン券。この調子で 「有馬記念」、20世紀の最後のレース「カウントダウンステークス」に挑みます。

 今日の教訓 「休み明けにはご用心」

追伸・・・今日のラジオたんぱ杯3歳ステークス(マル狂もゲット)で 21世紀最初のダービー馬を見つけたように感じます。鳥肌が立ちました。

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 26 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 24 >

2000 / 11 / 25

 過去の万馬券自慢を見てて気付いたことがある。 PART 23 までに何と8頭ものマイネル軍団が万馬券の立役者 (8頭のうちの6頭がマル狂の◎)として登場していたのだ。 マン券自慢のマイネル率は35%(8÷23)ということになる。 さて、この数字が意味するものは何なのか・・・?

 話は変るが、JRAから新馬券導入が発表された。新馬券は2種類で、 「馬連単」と「3連複」である。馬連単は1着と2着の順番まで的中させるもの でありオッズは馬連複の約2倍。3連複は上位3頭を的中させるもので 高配当が期待できる。平成14年の夏頃の発売を目指すそうだ。

 また、馬齢表示の変更についてもJRAから発表された。 従来の馬の年齢は、生まれた年が1歳、翌1月1日に2歳となる。 (誕生日に関係なく1月1日に年齢が上がるのだ)しかし、平成13年より、 生まれた年は0歳(人間と同じ)とすることとなった。

よってマイネルの法則も「3歳戦はマイネルを買え」から 「2歳戦はマイネルを買え」となるので、来年からは注意してほしい。
 年齢と言えば、今回のジャパンカップに10歳の馬が出場する。 人間ならば36歳くらいだ(馬の1年=人間の4年)。他の馬は4歳から6歳が 中心なので、36歳のオヤジ(正確にはオカマ)が12歳〜20歳の若者達と レースをするようなものだ。そんなオヤジ(オカマ)に俺は◎は打てない。 ちなみにそのオヤジ馬の名はジョンズコール、結果を乞うご期待。

 東京9レース オキザリス賞(3歳500万下)
   (ダート1600m 16頭立て)

 このレースはデビュー2戦〜8戦目という経験まちまちの1勝馬たちのレースであり、 人気も割れている。
まずは調教診断にて一気に8頭へ絞り込んだ。そして8頭の中から、 デビュー戦に勝って今回が2戦目となるグラスエイコウオーに注目した。 この馬のデビュー戦の時、調教イマイチのため無印にして痛い目に 遭ったのをよ〜く覚えている。しかし今回は調教の動きも良く、 馬体重もマイナス8キロときっちり絞ってきた。
「これはイケルぞ」と確信して、グラスエイコウオーに 自信の◎を打った。人気を見てみると2番人気・・・残念、穴じゃない。 しかし、人気が割れていたので、残りの7頭に流しても20倍中心の 馬連オッズだから魅力ある。7点のうち万馬券は1点のみだ。

 レースがスタートしてポンと先頭に立ったのがグラスエイコウオー、 まさに俺の◎だ。そして、2番手を追走するのがカチドキリュウ、ウララハクテン、 マイネルレガリアで、この3頭すべて買っているので何でもOKだ。

 ◎グラスエイコウオーが先頭のまま、あっという間に4コーナーをカーブして 直線を迎えた。マイネルレガリア(10番人気)とカチドキリュウ(5番人気) がグラスエイコウオーに並びかけたが、待っていたかのようにグラスエイコウオーが 一気のスパート! それにしても府中(東京競馬場)の直線は長い。 自分の◎が逃げている時には、なおさら長〜く感じる。 しかし、その不安を一掃してくれるかの如く、グラスエイコウオーは セーフティリードを保っている。

 問題は2着争いであるが、2番手マイネルレガリア(10番人気)が 粘り込みをしようとするところへ、内から5番人気のカチドキリュウ、 そして外からは3番人気のマイネルコンシャスがグングン迫ってきた。 追ってくるこの3頭をすべて買っているので馬券の的中は確実だが、 できれば人気薄のほうがいい。

「そのまま!そのまま!!」 ◎グラスエイコウオーが逃げ切って、2着にはマイネルレガリアが クビ差で粘った。終わってみれば、やっぱりマイネルだ。

 馬連、135.6 倍、万馬券ゲットとなった。 ジャパンカップダートも◎サンフォードシチー(5番人気)で 32.4 倍をヒット。 明日のJCのマル狂の注目馬はテイエムオペラオーですが、圧倒的な 人気なのでもう1頭挙げるならば、フルーツオブラヴ。

 今日の教訓 「マイネルに勝るマン券立役者などいない」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 25 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 23 >

2000 / 11 / 11

 秋のG1戦線の真っ只中、皆さんの成績はいかがで しょうか。俺の成績は自慢できるものではないが、 今年もすでに勝負したレースは1000レースを突破して、 結論は1つ。「競馬は難しい、でも楽しい」ということ。  今年の記念すべき1000レース目は見事に安い馬券を ゲットした、というよりも当てにいった。こんな時、「1000 レースの予想達成、おめでとうございます」と花束でも 貰えたら気分いいよな〜。

 さて最近の成績ですが、最悪の10月(地獄)を乗り越えて 11月に入ると、緩やかな上昇カーブといった感じで予想の 冴えが戻ってきた。先週も10番人気の◎が見事に勝って 61倍をゲット、万馬券ゲットの日も近いと確信したのであった。

 今週は京都競馬場にてエリザベス女王杯があるが、思わず 新幹線(東京−京都の往復)のチケットを買ってしまった。 競馬場のボックスシート(指定席)まで抽選に当たり、まさに 万全。あとは馬券を的中させるのみだ・・・これが難しい。 競馬で京都まで行くなんて、ついに狂ったかと思われるかも しれないが、1000レース突破記念の花束を自分で買うことは しなかっただけマシだと思って欲しい。 (注目馬はヒシピナクルとトーワトレジャー)

< 東京2レース 3歳未勝利 >
 (芝 1600m 18頭立て)

 このレースは3歳戦で18頭フルゲートの多頭数で、かつ 1番人気の単勝が4倍台と極めて難解なレースである。 当然、波乱の余地は大ということになる。 デビュー3戦目の馬が中心で、これまでの成績が良かった馬が 上位人気となっていた。

 中でも、前回2着だったマイネルバンガードが1番人気で、前回 3着だったマイネアクティースが2番人気となっている。 俺の予想スタイルに「マイネルの法則」というのがある。これは簡単に 言えば、「3歳戦ではマイネルを狙え」ということだ。もう、お気付きの人も いるかもしれないが、このレースの人気の2頭はマイネル軍団である。 どうやらマル狂のHPは多くの競馬ファンに愛読されているようだ(そんな バカな??)。

 ではここで、マイネルの法則の大きな落とし穴をお教えしよう。マイネル 軍団はデビュー戦に勝つべく調教を積まれているケースが多い。よって、 デビューして3戦目ともなると、それまで以上の調子の上昇は考えづらい のである。よって、このレースのマイネルはあまり信頼できないということに なるのだ。  調教の状態を見てみると、さぁ困った。調教を実施した水曜日は 北関東で朝モヤが発生していた関係で、関東の馬の大多数は タイムの計時ができなかった。日刊競馬(新聞)の調教タイムの 欄に「モヤ」と書かれている。

 調教によって◎を見つけることができなかったので、今回さらに 調子を上げてきそうな馬を見つけようと試みた。すると1頭気になる 馬を発見、今回が3戦目で着順・タイムを詰めてきており、先行力も あって馬体重もマイナス4キロと絞ってきた。パワフルナカヤマという馬で ある。人気は10番人気だが、思い切って◎を打った。  人気薄からの流し馬券は”手広く”が鉄則であり、10点流した。 10点全てが万馬券である、これは美味しいぞ。

 レースがスタートと、ポンと飛び出して先頭に立ったのが 俺の◎パワフルナカヤマである。予想通りの展開で 思わず「よし!」と力が入る。  先頭をキープしたまま4コーナーをカーブして直線を迎えると 先頭のパワフルナカヤマに2頭の馬が並び掛けてきた。 「ヤバイ、その2頭は買ってねぇぞ!」 すると俺の◎は二の足を使って加速していく。残り200mの付近でも まだ先頭で粘っていたが、「やっぱり来たぞ、マイネル」。 2番人気のマイネアクティースが逃げるパワフルナカヤマを一気に 捕らえて、「頼む、粘れ!」の思い届いて◎パワフルナカヤマが 2着に残った。

 2番人気と10番人気の組合せで、 馬連139.5倍の万馬券ゲットとなった。 今日の教訓、「3歳戦は、やっぱりマイネルなのか?」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 24 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 22 >

2000 / 09 / 16

 9月15日(金)からの一泊二日で俺はキャンプに出かけた。 行き先は富士山麓の本栖湖で、パリのアニキ・静岡のおやっさんと 現地集合することとした(ソープ依存症は夜に合流)。 金曜の朝6時に千葉県松戸市の自宅を出発して都内の神田橋で 首都高に入り、快適ドライビングするつもりが、なんと・・・ 永福から渋滞38キロの表示が目に飛び込んできた。 そして、永福手前で車はピタッと止まった。先週は競馬で大損を ぶっこいて、今週はのんびりとリゾートするつもりだったのに、 「ふざけんな渋滞」。気を沈めようと車のラジオをつけると グッドタイミングで渋滞情報が流れてきた。 すると38キロの渋滞の先にはダメ押しの11キロ渋滞があることが 判明、「お〜っ、合計49キロ、これは俺への嫌がらせか!?」  怒りの左ウインカーをだして、俺は永福で高速に別れを告げた。 それにしても永福から本栖湖までの一般道は長く&辛く、 11:30本栖湖着。すぐさま俺はテントを張って(念のために 補足するが、アソコの勃起ではない)、3時間ほど爆睡したのだった。

 夕方になると皆で夕食の買出しのため河口湖近くの ショッピングセンターへ向かった。メニューは、ステーキ・松茸ご飯・ タコ焼きで、自分で言うのも何だが、俺の作ったタコ焼き「狂タコ」は絶品 であった。まぁそんな事はどうでもいいが、俺は買出しの帰り道で 見つけてしまった・・・コンビニに置いてある競馬新聞を発見して しまったのだ。競馬の神様は、俺がリゾーターになることを 許さないのである。  それにしても、富士山で競馬新聞が売っているとは思わなかった。 (甲府に場外馬券売り場があるからなのか・・・?) その夜、俺は翌日(土)の午後のレースの予想を済ませた。 そして、深夜から雨が降り出してきた。翌日の朝から断続的に 豪雨となってキャンプ場は不良馬場となってしまった。

 翌日、キャンプ場からの帰り道で、俺は公衆電話を使って午後の 第6〜12レースの7つのレースの馬券を買った(電話投票)。 結果は、第6〜10レースでいきなりの5連敗、まぁこれくらいは普通。  「お前はリゾートを楽しむんじゃなかったのか!」と、 もう一人の自分が囁くが、もう遅い。

 そう言えば、重大な事を忘れていた。今回一緒にキャンプした 静岡のおやっさんから、フドウ狩を誘われていたのだった。 おやっさんは深夜のフドウ狩をしようと言っていた。 「それってブドウを盗むってことじゃないのか?」と俺が聞くと、 おやっさんは案の定、うなずいた。巨砲がどうだとか、フドウは消毒 されているだとか、この男、妙に詳しかった。 もしこれが「巨乳狩」だとしたなら ・・・そう考えるとブドウ狩で良かったよ。 おやっさん!ブドウ狩ツアーでも企画してみっか?

 続く中山第11レース、今日のメイン競走であるが、注目は 道悪の鬼スプリングブルック(8番人気)である。この馬は重・不良馬場の 芝コースでは全て2着以内という実績を持っている。そして、 今日の中山は良馬場発表だが、芝コースは荒れてきている。 そうなるとこの馬は絶好の狙い目である。しかし、この同じレースに 俺の追っかけウマであるタケイチケントウ(9番人気)が出走して きたから、さぁ困った。 スプリングにするか、それともタケイチでいくか・・・。 こうなると、やっぱり追っかけウマが◎。  結果はスプリングが1着で馬連70倍、タケイチは馬群に沈んだ。 「タケイチ!俺はいくらお前に貢いだと思ってんじゃ!」 残すは最終第12レースのみとなった。このまま全敗で終わるのか・・・。

 < 中山第12レース 4歳上500万下 >
     ダート1800m 12頭立て

 このレースは1番人気のノゾミンの単勝が3.4倍で信頼度は今イチ。 調教診断でコレっていう馬もいない。波乱のオイニー(匂い)が プンプンする。  日刊競馬(新聞)をじっくり見ていたら、光輝く馬が1頭いたぞ。 スピリットウーマンという馬である。この馬の最近の成績は、 16着・6着・11着・13着という状況でありボロボロ。 ただし、このだらしない成績はいずれも短距離であった。 今回のレースの条件である1800mでは過去に3回出走して 1着1回、2着が2回であり全て馬券に絡んでいる。 しかも、これらはすべて中山競馬場でのものだ。  なのに、今回のこのスピリットウーマンは10番人気という人気薄。 まさに絶好の狙い目である。  俺は、ダート1800mで一変すると判断しスピリットウーマンに 自信の◎を打った。10番人気の◎だから総流しでいける。

 レースがスタートすると俺の◎が先頭に立って、二番手を3番人気の アンバンションが追走していく。◎の馬は先頭に立つことが今までの 勝ちパターンであり、俺の期待はますます膨れる。 先頭をキープしたまま最後の直線を迎え、まさにラストスパート!! ◎スピリットウーマンが逃げ込みをはかる体勢、総流しだから 何が来てもいいけど、なるべくなら人気薄を連れて来い!! すると、外から一気に伸びてきたのが7番人気のサクラテンシで、 あっと言う間に粘るスピリットウーマンを差し切って1着ゴールした。

 7番人気と10番人気の組合せで、当然のマン券。 馬連、ド〜ンと189.2倍、万馬券のゲットとなった。この万馬券が シドニーオリンピックでのメダルゲットの火付け役となれれば・・・照れ。 今日の教訓、「究極の穴馬には追っかけウマ不要」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 23 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 21 >

2000 / 08 / 27

 前回のマン券ゲットした時、確か桜が咲いてたな〜・・・ あれから早4ヶ月が経過した。周りからは、「競馬やめたんだ!?」 なんて声も聞こえてきたけど、この4ヶ月間、しっかり競馬だけは 続けてました。おかげで、デカク損したけどね。 でもタバコはやめたよ、もう4ヶ月になる。

 この4ヶ月間を振り返ってみると、万馬券自慢PART20の ◎(本命馬)ミウラエクスプレスが骨折してこの世を去り、某レースでは 俺の◎が先頭ゴールと思いきやゴール50メートル手前で骨折して この世を去ってしまった。俺の◎は不幸の印か!? それとも俺が 死神なのか!?   俺の人気薄の◎が爆走して「よし!」と思ったら相手が1番人気馬で 配当が安いというケースも多い。でも一応は的中だからヨシとするが、 最悪なのは、俺の人気薄の◎が爆走して「よし!」と思ったら、ゲッ、 相手を買ってない・・・最近はこのケースがやたらと多い。どうやら、 予想のピントがズレているようだ。最近では万馬券が出ると、 「そんな馬券買える訳ねぇだろ!」と俺は文句ばっかりタレている。

 先週は会社の競馬仲間と中山競馬場へ出撃した。結果は 15戦して2勝13敗、的中馬券の配当も安く、撃沈してしまった。 その時、A指定席で俺の左前に座っていたオヤジは高配当馬券を 見事に的中させていた。しかし、もっと凄かったのは、そのオヤジの 叫び声である。まさに絶叫であり、「差せ!差せ!」とそのオヤジが 叫ぶと、オヤジの馬が本当に差してきて、「そのまま、そのまま!」と 叫ぶとオヤジの馬は粘りきるのだ。そしてゴールすると 「よし、獲った!!」ともう一声叫ぶのである。とどめは全身を使っての 大ガッツポーズ。おお〜羨ましい・・・、でも、ちょっとムカついたぞ。

 あのオヤジのようになりたいと思って、今日も朝の第1レース から真剣勝負に挑むこの俺に、ついに興奮の時がやって来た。

  中山競馬場 第3レース 4歳未勝利    (ダート1800m、12頭立て)

 出馬表を見てみると、人気が集中しているのはスペースマンという 馬である。この馬は前走2着で、かつサンデーサイレンス産駒であり、 今回は圧倒的な1番人気で単勝1.4倍。ここまで買われる馬なら まず崩れない。 「このレースは固いな!」と思って日刊競馬の調教欄を見ると、 スペースマンの調教タイムがイマイチ。

 調教を重視する俺には、この馬に◎は打てないのである。 そして1頭ずつ検討してみると、先週も出走していた馬が1頭いた。 ゴールドアフリートという馬である。先週のレースのときに俺はこの馬に ○(対抗馬)を打った。結果は6着であったが、調教は抜群であったのを 覚えている。そして今回からブリンカー(視界を狭めて馬の集中力を 高める効果あり)を着用するとなれば、俺の◎はこの馬である。  オッズを見ると3番人気で、思っていたよりも上位人気だ。 相手選びは無理に絞らずに広く8点流した。スペースマンが圧倒的な人気を 集めているので、スペースマン以外の組合せなら25倍以上である。

 レースがスタートすると、先頭に立ったのがメジロシルビアで、 この馬も上位人気である。二番手を追走するのが 俺の◎ゴールドアフリートである。ブリンカーの効果があって行きっぷりが いい。今の中山のダートコースは、砂が深く、先行馬有利である。 三番手あたりを人気のスペースマンが追走していく。  このままの体勢で第4コーナーをカーブして最後の直線へ・・・ すると逃げるメジロシルビアに◎ゴールドアフリートが並んで2頭の 叩き合いになった。そしてゴールドアフリートが先頭に立つと、 これを追ってくるのが1番人気のスペースマンでグングンと 前の2頭に迫ってくる。 「そのまま、そのまま!」 そのまま決まれば25倍ゲットできる。 スペースマンが来たら、たったの6倍。 「頼む、そのまま!」

 すると突然、大外から一気に突っ込んでくる馬が1頭・・・ コスモドルフィンである。 「そんな名前の馬、いたっけ?」 と思って新聞に目をやると 俺はその馬を買っているぞ。 「お前が来い!差せ、差せ、差せ!!」 コスモドルフィンの直線一気の差しきりが決まって見事1着!! 俺の◎ゴールドアフリートが2着、3着に人気のスペースマン、 逃げたメジロシルビアが4着となった。 それにしても「そのまま」のあとに「差せ」はないよね・・・恥。

 恥・・・そんなもん、どうでもいい。 勝ったコスモドルフィンは12頭立ての10番人気という人気薄だ。 10番人気と3番人気の組合せで、当然の万馬券。  馬連、ドカンと233.2倍、4ヶ月振りの万馬券ゲットとなった。 (相手が人気薄であったため、あまり自慢にならないけど)

 今日はこの万馬券ゲットのあとも、第5レースで12倍、 第7レースで30倍、第10レースでは9番人気の◎が爆走して 80倍、とどめは第11レースの新潟記念で人気薄ハンデ49キロの モンレーブが突っ込んで35倍をゲットしたのであった。 久々に味わった夢精的快楽、この勢い続けるぞ! 今日の教訓 「ガチガチの1番人気でも疑ってかかれ!」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 22 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 20 >

2000 / 04 / 09

先週は久々にスキーに出かけた。土日の1泊2日で滑ったのは たったの1本だけである。大回転に出走する予定であったが、 究極のアイスバーンでビビリが入って棄権。耳にイヤホンをつけて ラジオたんぱ(競馬中継)を聞きながらスキーのレース観戦となったが、 滑っている選手たちが馬に見えてきた時、俺のスキー人生も そろそろ終止符かなと感じた。

唯一滑った1本での収穫は、滑っている最中にはラジオは聞こえない ということに気付いたこと。そして、スキーをしながらラジオたんぱを 聞いている奴なんて他には誰1人いないということにも気が付いたが、 そんなことは当り前である。もっと言えば、スキーウェアに赤ペンと 競馬新聞を入れて滑る奴も俺以外にはいない。 そこまでしたのに土日大負けとなると、これはただのアホか・・・。 (真剣にスキーに取組んでいる方々にお詫び申し上げます)

今日、4月9日(日)は、起きたら朝9:45。土日の目覚めの良さには 自信があるが、馬券師にとって、この朝寝坊は致命傷である。 なぜなら、寝起き間も無いと、頭の回転が悪く、朝の1.2レースあたりの 予想で精彩を欠いてしまうからだ。

しかし、俺の場合、寝坊した時の予防策として、前の晩に今日の午前の レースについては、ある程度の予想を済ませておくことにしている。 よって、第1レースのスタート10:00の15分前に起きても、余裕で 馬券が買えるのである。

中山1レース 4歳未出走 ( ダート1200m、16頭立て )

この未出走戦は、このレースがデビュー戦となる馬が5頭、 デビュー2戦目となる馬が11頭の計16頭が出走する。 いずれにしても、全馬がレース経験が少なく、最も俺の得意と しているレースである。過去の経験で言えば、調教の善し悪しが レース結果に直結しやすいレースであり、俺の予想スタイルが 最も生かされると言っていい。

そして、デビュー1戦目の馬と2戦目の馬が混合している場合、 2戦目となる馬のほうが断然有利である。これは、初めてSEXする 男(童貞)よりも、2回目の男のほうがSEXは上手であるというのと 同じ理屈なのである。

という訳で、まずはデビューの5頭をすべて消しといきたいところだが、 調教の良い1頭サパテアードのみを残して、それ以外の4頭を消し。 デビュー2戦目となる11頭の中から5頭の馬を選んで、最終的に 残ったのは、16頭中の6頭のみとなった。

その6頭の中で調教診断にて最もキラりと光っているのが、9番人気の ミウラエクスプレスという馬。このミウラエクスプレスという馬は、デビュー 2戦目であり、デビュー戦は16頭立ての10番人気で着順は14着。 この成績を見てしまうと腰が引けそうになるが、調教診断を予想スタイルと する俺の場合、このミウラエクスプレスに◎を打つことになるのだ。

しかし、気になるのは、この馬が1枠であること。 中山ダート1200m戦では内枠は不利であるため、馬券は◎から 5点流しで馬連とワイドを購入した。 (内枠不利の理由は長くなるので割愛します。知りたい人はマル狂まで)

ゲートが開きスタートすると、1番人気のサングリップシチーがポンと 飛び出していった。それに並んでいくのがアルファホーマー。 俺の◎ミウラエクスプレスは3番手あたりを追走し、それに並ぶのが 今日デビューのサパテアード、調教が良かっただけあって好位地キープ。 3〜4コーナーに入ってくると、そのサパテアード(5番人気)が先頭に 立つ勢い。2番手はアルファホーマー(4番人気)、それを追うように ◎ミウラエクスプレスがジワジワと上がってきた。

直線では、サパテアードが完全に抜け出して、2番手に粘るアルファ ホーマーに◎ミウラエクスプレスが迫ってくる。その他の馬はもう届きそうに ない。このままだと、前の2頭を買っているのでワイド2点的中は確実だが、 馬連も獲りたい。

「 差せ、徳吉(◎の騎手の名)! 差せ!」

ゴール手前でミウラエクスプレスがアルファホーマーを半馬身交わして ゴールした。

1着サパテアード 2着ミウラエクスプレス 3着アルファホーマー と なって、馬連ドカンと186.8倍、万馬券ゲットとなった。 おまけに、ワイド31.1倍と28.5倍の2点的中だぁ! それにしても、あと15分起きるのが遅かったら、この万券は夢と 散っていたところだった。

今日の教訓 「朝寝坊は発走15分前まで」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 21 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 19 >

2000 / 03 / 26

昨日の万馬券ゲットで、大スランプの出口が 見えてきたのか、今日3月26日(日)の中山1レースで ◎から4点流すと30.6倍をゲットして、1600円が12000円に 化けてしまった。この勢い、本物かもよと思っていたら、 2.3.4.5レースを立て続けにハズした。 午後に入って、6レースは5.4倍、7レースでは4.1倍、8レースは 2.6倍、9レースでは11.9倍を的中させて4連勝。配当は安いが 予想は冴えまくっている。 今までの大スランプは何だったのか、こんなに気持ち良く当たると 過去の損まで忘れてしまいそうだ。

続く10レースは▲−△のタテメを食らってハズレ。 今日の中山のメイン11レースは日経賞(GU)で、昨年の グランプリホース(有馬記念・宝塚記念の覇者)であるグラスワンダーが 出走する。グラスワンダーの馬体重がプラス18キロは多少気になるが、 こんなところで負ける訳がない。 馬券は、グラスワンダーとミスズシャルダンの馬連1点勝負! 結果は・・・グラスワンダーがまさかの6着、全く太り過ぎには 注意してもらいたいもんだ。しかし、俺も太り過ぎなので偉そうなことは 言えない。

中京のメイン11レースは、第30回高松宮記念(GT)である。 俺は、競馬を始めてからGTレースで万馬券を獲ったことがない。 このレースは先行馬がズラリと揃っており、追い込み馬の逆転も あるぞと判断したまでは良かったが、2着の馬を無印にして痛恨の ハズレとなった。馬券はハズしたが、キングヘイローのGT初制覇は 素直に嬉しい。 しかしながら、このレースをハズしたことで、これまでの今日の 儲けが一気に吹っ飛んだ。 残すは最終12レースのみ、このレースを的中できれば、昨日に 続いて今日もプラスで終われる。

中山12レース 5歳上900万下 ( 芝 2000メートル、14頭立て )

調教診断で14頭のうち7頭を消し、残した7頭の中で どの馬に◎を打つか・・・。 実績では1番人気のターフジーニアスという馬。しかし、追い込み 脚質のこの馬にとって、今の中山の荒れた芝コースは明らかに マイナス材料だ。調教の動きでは8番人気のシンコウローレルが 1番と言っていい。ただ、このシンコウローレルという馬は気性が 不安定で、スタートで出遅れることが多い。 ふと、日刊競馬のコメントを読んでいたら、ある文章に目が 釘付けとなった。それはシンコウローレルの厩舎コメントで 「今回からシャドーロールを装着、これで真面目に走ってくれれば」 と書いてあるじゃないか。シャドーロールとは、馬の鼻の上に 付けるリングのことで、視野が狭まり、地面や影を見えなくして、 馬の集中力を高める装置のこと。

今回は真面目に走ると判断してシンコウローレルに俺は ◎を打った。◎から調教の動きが水準以上の6頭に流した。 6頭の人気順は1.2.4.9.10.12番人気で3点は万馬券である。 結構美味しい馬券である。

レースがスタートすると勢い良くポンと飛び出したのが、俺の◎ シンコウローレル。それを交わして一気に先頭に立ったのが、 逃げ馬のテンファイターである。9番人気のテンファイターに俺は △を打ってある。シンコウローレルが2番手に控えて、3番手追走は 2番人気のウインラルス(▲)、1番人気のターフジーニアスは後方を 追走している。ほぼ読み通りの展開だ。 第4コーナーをカーブして直線に入るとテンファイターが一気に スパートし、それを追う◎シンコウローレル、3番手に上がってきたのは 12番人気の△グレイトフェロー。2番手以下は大激戦!!

結局、9番人気の△テンファイターがあっさりと逃げ切って、 グレイトフェローの猛追を凌いだ◎シンコウローレルが2着に 残って、△−◎で的中!!

馬連、ガツンと197.8倍、万馬券ゲットとなった。 2日連続の万馬券ゲット。しかし、年間収支では、まだまだ 大マイナス、これからが勝負だ!!

今日の教訓 「シャドーロール初装着は万券を呼ぶ」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 20 >を乞うご期待!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 18 >

2000 / 03 / 25

今年に入ってからどれだけ損したことだろう。いくら負けたかは 皆さんの想像にお任せするとして、最近の俺は負けることに すっかり慣れてしまっている。「だったら競馬をやめれば?」と 思われるかもしれないが、やめようかと思ったら、ちよっと勝ったりして しまうから性質が悪い。以前、本で読んだが、博打には神様がいて、 「もうやめようと思った時に、神様が少しだけ儲けさせてくれる」という 話しは本当のようだ。

負けが続くと、「あそこのコンビニで競馬新聞を買ったのが悪かった」 とか、「この赤ペンは縁起が悪い。赤ペンを買い替えよう」などと、 ついついと負けの原因をほかに求めてしまう。もちろん、自分の予想が 負けの原因であることは間違いない。でも、コンビニを替えてみたり、 赤ペンを買い替えたりしてから、やっぱり俺に原因があると気付くの だから、救いようのないマヌケ男である。 この前、会社の仲間と中山へ行ったが、なぜかこの俺が一番負けて いた。 「なんで予想家の俺が素人に負けるんだ!」 答えは簡単、俺もただの素人だったということ。SEXも競馬も同じで、 要するに最後に快楽を得た者が勝ちという訳だ。 1999年12月の万馬券ゲットからズルズルと3ヵ月が経過、一体 いつになったら俺に春が訪れるのだろうか・・・。

今日3月25日(土)も、懲りずに朝から勝負すると、1レースで 8.4倍、4レースで3.1倍をゲットするのはいいが、配当が安い。 迎えた6レースでは、調教抜群の3番人気の馬に◎を打つと 鮮やかな逃げ切り勝ちで、2着に6番人気の△が突っ込み、 大ガッツポーズで「出たか、万馬券!」と思ったら、97.3倍で 万券に届かず・・・。それでも高配当だらヨシである。 今日の勝ちも確定し、久々の上機嫌だ。 続く7レースでも16.3倍を当然のゲット!! 「今日の俺は、今までの俺とは違うぜ」と、さらに自信満々に 挑んだ8レースはハズレ。無印の2頭が1・2着で万馬券が 出てしまった。「これは、悔しい」と言いたいところだが、2頭とも 無印にした俺に「悔しい」という資格なし。ちなみに3着の馬も 無印のため、負けてもサバサバしていられる。これが、 ◎−無印 で負けるとショックはデカい。負け方も予想においては 重要であると、最近ようやく気付いたのである。そんな訳で、 気分スッキリの状態で続く9レースを迎えた。

中山9レース 山桜賞 (芝1800メートル、12頭立て)

新聞の出馬表を見ると、印が付いているのが7頭(強い)、印が無いのが 5頭(弱い)と、人気がはっきり分かれている。強い7頭を見渡すと、どれも 横一線で信頼の置ける馬はいない。一方、弱い5頭の中には、参加している だけと思われる馬が3頭いて、まずその3頭を消し。 残りは9頭。続く調教診断にて強い組の1頭を消した。 そして、最も調教の動きが良かったのが、マイネルグリズリーである。 この馬は、弱い組のほうで、オッズを見ると8番人気であるが、休み明けの 2戦目で馬体重もマイナス12キロと、きっちり絞ってきた。ダッシュ力も ある馬であり、俺はマイネルグリズリーに自信の◎を打った。 ◎は人気薄のため相手を無理に絞らず、馬券は◎からの7点流しとした。

レースがスタートすると、6番人気の△ユキノサンロイヤルが先頭に立ち、 俺の◎マイネルグリズリーは4番手あたりを追走する。 今日の中山の芝コースはヤヤ重でコースも荒れており、追い込み馬には 不利な状況であり、俺の◎の位地取りはベストポジションである。 第3コーナーから第4コーナーにかけて俺の◎が2番手に上がってきた。 そして第4コーナーをカーブして最後の直線に入ると、先頭の ユキノサンロイヤルが更にリードを広げて、逃げ切りが濃厚な脚色だ。 ◎マイネルグリズリーも前を必死に追うが、その差は詰まらない。一方、 後ろの馬との差も詰まらず、1番人気の馬はズルズル後退していく。 「2着でいい! そのまま、そのまま!!」 すると、残りあと100メートルのところで、俺の無印の5番人気の馬が グングンとマイネルグリズリーに迫ってきた。 「そのまま! お前、来んな!!」と叫んだつもりが、俺も相当興奮して いたらしく、「お前、クンニ!!」と言ってしまった気もするが、そんな事は どうでもいい。 結局、ユキノサンロイヤルが逃げ切り1着でゴールし、2着には ◎マイネルグリズリーが何とか粘った。

△−◎は6番人気と8番人気の組み合せで、馬連136.5倍、万馬券 ゲットとなった。 今年になって1発目の万馬券、どうにか桜の開花に間に合った。これからの 俺の予想も大当たり満開といけばいいけど・・・結果は神のみぞ知る。

今日の教訓 「万券は競馬をやめたいという思いを断ち切る」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 19 >を乞うご期待!

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< マル狂の万馬券自慢 1999年末特別編 質疑応答 >

1999 / 12 / 25

< 質問 1 >

マル狂君、連敗脱出&万券ゲットおめでとう!

ところで、いつも気になってるのだが、 万券にならない倍率の馬は狙わないのかい?
どうみても、ガチガチのレースは買わない?

一読者より

< 回答 1 >

オッズを見て印を打つことはしません。各買い目の投資金額を 決めるのにオッズを活用します。 当たっても損にならないように。

印を打つ材料は、日頃から万馬券自慢に書いてある通り、 予想スタイルとして確立されている。

@ 調教診断 調教の状態が最も優秀な馬を選ぶ方法
A おっかけ馬 文字通り、特定した馬をおっかけ続ける
B マイネルの法則 3歳戦ではマイネルを買え
C 開幕週の逃げ馬 開幕週の芝コースでは逃げ馬を狙え

たいていの場合には、@を最も用いる。  調教でコイツだと思う馬に◎を打つので、結果として 1番人気の馬の時もあれば、穴馬の時もある。  よって、ガチガチのレースでも買っているし、 ◎−○の1点勝負だってしている。 ハズすことも多いけど。

ちなみに1999年の競馬が終了したので教えるが、 1年間で勝負したレース数は、1270レースである。  うち、的中レース数は429レースである。 (この中には、単勝を当てて馬連をハズしたレース、 損になったレースも含む)

今年1年間でゲットした万馬券は12本、 よって約35レース的中して万馬券がやっと1本でるという感じ。  結構、苦労してますよ。

年間投資額は、とても書けませんが、今年の回収率は 81.05%でした。掛け金の25%はJRAに吸い取られるので、 この回収率には一応満足しています。

< 質問 2 >

ということは当然有馬記念はとっていないということか!?

< 回答 2 >

俺の有馬の買い目

(馬連)
◎−○2500
◎−▲1500
○−▲2500
◎−△1000
◎−△700
(ワイド)
◎−○1000
◎−▲1000
○−▲2000
○−△2000
▲−△2000

合計16200を投資し、回収が16550となり、儲けはたったの350でした。  1着○、2着▲のため、こんな結果となりました。  ◎が4着じゃなく、せめて3着だったら、もう少しマシだったんだけど・・・。

2強で決まったら元返しと割り切っていたので、納得です。  これが、一年中、馬券を買い続ける男の買い方です。  もし、俺が、年に数回だけ馬券を買うような男であったなら、 こんな買い方はしないでしょう。 夢を買う・・・ たぶんね。

それにしても、◎の調教は抜群だったんだよ。  やっぱり、G1にもなると、調教よりも格なのかね?

< 質問 3 >

1年間で万馬券12本というのはとーしろの私には すごいことのように思うけど、万馬券ってそんなに頻繁にでてるのか。  万馬券というのは年間どれくらい出るのだろうか。 別に知ってどうするってわけじゃないんだけど、 「マル狂の万馬券自慢」の偉大さがもっと良くわかるかも・・・。  それともそんなデータは持っていないか?

万馬券自慢がうらやましい一読者

< 回答 3 >
万馬券が年間どれくらい出るのかは知らん。  土日で平均すると1〜2本くらいじゃねぇか・・・。  万馬券って狙って獲るものでなく、自分が強いと 思った馬がたまたま人気がなかったから獲れるんだ。  万馬券だけをただ単に狙っていけば、年間で倍の24本くらい獲れるよ。  でも、相当損になるだろう。

結局のところ、年間の回収率が高い奴がすごいのであって、 万馬券の数ではない。  万馬券は気持ちがいい・・・ それだけである。

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< マル狂の万馬券自慢 PART 17 >

1999 / 12 / 25

11月の第4週からの万馬券4連発は、まだ記憶に 新しいが、その後の調子はどうかって?・・・・・ な・なんと、現在22連敗なのである。しかも、連敗記録 更新中。万馬券連発が、遠い昔のように思えて、今の俺は セミの抜け殻だ。俺は競馬を始めてから、こんなに連続して レースをハズした記憶はない。こうなると、もう当たる気がしない。

なのに、今日土曜も朝の第1レースから馬券を買ってしまう 俺って、やっぱり変なのか? スーパーエロ画像部では(変)に 所属しているが・・・。 そんなわけで、第1レースから勝負すると、1.2.3.4レースと 4連敗。勝ちにいった第3レースでは、ダントツの1番人気の◎が 1着になるも、2着の馬を消しちゃってドボン・・・。これで完全に 自信喪失し、第5レースの障害戦は見送り。 午前のレースが終了し、連敗記録は26 ! 「どうだ!」と自慢したくなってきた。 「こうなったら、50、いや、100連敗までやったろーじゃないか!」 開き直ると、人間は強いのである。

< 中山第6レース 3歳新馬 > 芝1200m 16頭立て

調教診断がどんなに不調でも、予想スタイルを変えるつもりはない。 16頭の中で調教診断で選んだのは、3番人気のフォルテシチーと 5番人気のシーガルリーヴスの2頭である。こうなると、どちらかが ◎で、もう片方が○ということになる。このレースには1頭ズバ抜けた 人気(単勝1.7倍)のツジノファントムという馬が出走しており、 俺はその馬に▲を打った。そして、調教の動きの良い5頭に△。 問題は、フォルテシチーとシーガルリーヴスのどちらを◎にするかで ある。

人気では3番人気と5番人気、この2頭は前回同じレースに出走しており その時の着順は5着と11着である。この二つの材料を見る限りでは ◎は前者となるが、俺は後者のシーガルリーヴスに◎を打った。 (理由その@) この馬の父はサクラバクシンオーであり、短距離のスペシャリストである。 (理由そのA) 調教の最後の200mのタイムがいい。中山コースには直線に 急な上り坂がありスタミナが必要。・・・もっと説明したいが、 長くなるので割愛する。

レースがスタートすると、短距離戦であり、前へ前へ馬が突進していく。 順位の入れ替わりが激しく、なかなか俺の◎が見当たらない。 実況のアナウンサーが馬の名前を間違えるほどの大混戦である。 やっと見つけた◎シーガルリーヴスは中段の位地取り。 あっという間に最後の直線を迎えて、先頭に立つ勢いは、1番人気の ツジノファントムだ。しかし、この馬を含めて4頭くらいが横一線。 でも、この中ではツジノファントムの脚色がいい。 「やっぱ、コイツ強いな」 「これじゃガチガチの勃起チンコ馬券じゃん」

すると・・・馬群を割って一気に2頭の馬が伸びてきた。 他の馬の影になってよく見えないが、2頭とも帽子はピンク。 8枠の◎シーガルリーヴスとレオカレンである。 この2頭が先頭集団を並ぶ間もなく抜き去り、並んでゴールした。 写真判定になったのはいいが、審議になってちょっとヒヤリ・・・ (俺の◎が馬群から強引に抜け出してきたので焦った)

審議の結果も問題なく、写真判定の結果、 俺の◎シーガルリーヴスが1着、△レオカレンが2着となって ◎−△で的中。 5番人気と7番人気の組み合せだが、3着のツジノファントムが かなり人気になっていたので、もしや万券か?

馬連、ガツンと194.4倍!! 万馬券ゲットとなった。 さて、連敗記録は 「 26 」 でストップ。 ツキを取り戻して有馬記念へ殴り込みだ!! 頼むよ、ツルマルツヨシ君!!

今日の教訓 「万券はスランプを脱出させる」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART18 >を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 16 >

1999 / 12 / 12

昨日の大万馬券の余韻に慕り、今日は自宅で電話投票だ。 競馬開催の日は、いつも目覚めはいいのだが、今日に 限っては、起きたら9時半。第1レースのスタートは9時50分なので 「やべえっ!」と慌てて新聞をチェックし、第1レースから勝負。 前日のうちに調教状態などの分析を済ませていたので、何とか 投票締切りに間に合った。

1レースは的中するもチャラ(ガチガチの馬連1.8倍)、 2レースでは◎−▲で16倍をゲット。しかし、その後の3〜5レースが ハズレ。午前を終えて、ちょい損となってしまった。 午後になって、6レースで29倍を◎−○の本線(500円)的中し、 一気にプラスに転じて心のゆとりができた。俺は、だいたい一つの レースへ2000円程度を投資するので、「この後、5つのレースを はずしたとしても大丈夫」というのが、俺の言う心のゆとりである。 しかし、7.8.9.10レースを立て続けにはずし、心のゆとりは もう崖っぷちにきてしまった。

中山のメイン11レースは、朝日杯3歳ステークス(G1)である。 重賞レースでは投資額が増えるため(5000円〜無限大)、このレースを はずすようだと再び損モード突入となってしまう。 G1レースに弱い?俺としては珍しく、◎−▲(1500円)で16倍を 射止めた。これで今日の勝ちが確定し、やれやれと思ったところへ 更なるだめ押しの登場となった。

< 阪神11レース ポートアイランドステークス > 芝 1600m 12頭立て

普段の俺の予想スタイルは「調教診断」であるが、時々 調教状態を無視して印を打つ時がある。 それは、俺の「追っかけウマ」が出走するレースである。 「追っかけウマ」とは、下記の条件を満たした馬をいう。

@ 俺の好きな馬
A いつも人気薄
B 人気薄でも、たまに爆走する(かもしれない)。
C 有名な騎手が乗らない

俺の「追っかけウマ」を何頭か挙げてみると、 ブリリアントロード(万券自慢2回)、セザンファイター(万券自慢1回)、 ミラクルタイム、マイネルマックス、ヒシナイル など他にもまだいるがそれは内緒。 セザンファイターとヒシナイルはもう引退したが、過去に 俺の「追っかけウマ」であったにもかかわらず、一度も馬券に絡むことなく、 俺の金を吸い取りまくって、逃げるように引退していく馬もいた。 ひどい時なんて、同じレースに俺の「追っかけ馬」が2頭出走してきて、 その2頭のビリ争いというレースもあった。こうなるとゲロが込み上げてく る。

一方、「追っかけウマ」が勝ったら、その馬との別れ(追っかけウマから はずす)でもある。なぜなら、一度勝つとクラスが上がってしまい、再度 勝つには相当な月日を要するからである。

今日、阪神のメインレースに俺の「追っかけ馬」が出走してきた。 マイネルマックスである。当然、◎を打つ。念のため、調教の状態を 見てみると、案の定、パッとしない。もし「追っかけ馬」でなかったら、迷わ ず 消しだ。最近2回の成績は9着・13着とボロクソだが、その時◎を打った 俺はもっとボロクソ。 「でも、ここでこの馬を買わずに、もしこの馬が爆走したら、俺は立ち直る のに 1ヵ月はかかるぞ。」

絶好の狙い目ではないマイネルマックスに◎を打ち、レースを 見守っていると、やけに手応えがいい。 最終コーナーをカーブするところで好位地の5番手ぐらいまで上がってきた。 直線で鞭が一発、2発入ると鋭く反応し、先頭に立つ勢いだ。 外からタイクラッシャーも同じ脚色で伸びてきた。この馬に俺は△を打ってあ り、 なおかつ、俺の◎よりも人気薄だ。 3番手を追ってくるのが、1番人気のチェックメイト(俺の○)。 配当を考えると、◎−△が一番儲かる。 すると、マイネルマックスとタイクラッシャーの2頭の叩き合いになった。 「よし、そのまま、そのまま!」 「チェックメイト!お前は来なくていい!」 結局、2頭の叩き合いは、ゴール前まで続き、タイクラッシャーが優勢の 体勢でゴールした。△−◎で的中!!

馬連、106.5倍、万馬券ゲットとなった。 マイネルマックスは2着なので、まだ当面は「追っかけウマ」として頑張って いただきたい。

それにしても、3週連続かつ2日連続の万馬券ゲット。 このままでは、一生の運を使い果たしてしまいそうだ。

今日の教訓 「追っかけウマは、トコトン追っかけるべし」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 17 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 15 >

1999 / 12 / 11

先々週、先週と2週連続の万馬券ゲットで、すっかり ご機嫌となった俺のところへ、とんでもないモノが送られてきた。 送られてきたモノとは、エロ画像ではなく、督促通知である。 なんと俺は今だに自動車税を払っていなかったのである。 督促状には「あなた様の預金を差押えします」なんて書いてある。 万が一、PAT(馬券電話投票)口座が差押えられたら、馬券が 買えなくなってしまう・・・これはまずい!! 俺は延滞金を含めた62000円を慌てて支払った。

なんとか差押えを免れ、「よし、これでヒト安心だ」と思ったのも つかの間、今度は電話がかかってきた。 不動産屋からの電話だ。 「泉さん、駐車場の料金を6ヵ月分払って下さい」 言われてみれば、ここしばらく駐車場代を支払った記憶がない。 マジかよの6万である。税金と合わせ12万円が一気に消えた。 2週連続の万馬券は栄誉が残り、儲けは消え去った・・・涙。

こうなったら今週も当ててやろうじゃねぇか!! 「ナメたらアカンで!アソコを舐めたら!!」 気分はまさに 極道の女である。 気合十分な俺は、中山競馬場の指定席を予約し、今日(土曜日)は SEG部の根岸大先生を含めた会社の同僚3人と中山へ朝から 乗り込んだ。それにしても、冬の寒い時期には、室内の指定席は 最高の居心地である。これで馬券が当たれば言う事なしだ。

第1レースで32倍をゲットし、今日はいけるぞと思った途端に 第2〜5レースは痛恨のハズレ。 午後に入って最初の第6レースで馬連66倍、ワイド14倍をゲット。 第7・8レースをはずすも、第9レースで手堅く14倍をゲット。 この時点で、残りのレース全てがハズレとなっても今日の勝ちは確定。 こうなると気楽なもんで、更に予想は冴えを増す、というのが過去の 俺の経験だ。

そして迎えた第10レース、予想の冴えは頂点へ・・・。

< 中山10レース 初霜特別(ハンデ戦) > 芝1600m 16頭立て

ハンデ戦で、この日一番の難レースといえる。 1番人気はオースミモンスターという馬だが、トップハンデの57キロを 背負っている。 調教状態を分析すると、好調な馬が3頭いて甲乙つけ難い。 この3頭をさらに分析すると、過去9回走って全て3着以内という馬がいた。 ブラザータイクーンという馬である。 単勝オッズを見ると5番人気で、思ったほどの人気ではない。 この馬はダートのレースばかりに出走しており、芝のレースは今回が久々で あることで人気を下げているようだが、血統では芝で更に有利と思える。 ハンデも53キロと手頃であり、絶好の狙い目である。

俺は、ブラザータイクーンに◎を打った。馬券は、調教の良い馬への 流しとした。 レースがスタートすると、1番人気のオースミモンスターが先頭に立って、 2番手をマイネルリーダーが追走する。俺の◎ブラザータイクーンは 中段の位地取りで追走していく。 最終コーナーのあたりにくると、オースミモンスターの手応えが怪しく なってきた。一方、俺の◎は手応え十分に上がってきた。 直線に入ると、マイネルリーダーが先頭に立って逃げ込みを図る体勢。 その後の馬群の中から一気に飛び出してきたのが、ブラザータイクーン。 「差せ!差せ!差せ!坂井(騎手の名)!」

ゴール手前で俺の◎ブラザータイクーンが、逃げるマイネルリーダーを 差し切って1着ゴールし、2着にマイネルリーダーが粘った。 「よし!」と俺は拳を天に突き上げたが、ふと気付くと周りはシーンとしてい る。 それもその筈、2着のマイネルリーダーは超人気薄で果てしなくビリ人気に 近い。たまたま、前回の調教がよかったので△を打ったが、最近の成績を 見ちゃうと買う気がなくなりそうな馬だ。

馬連、鬼の576.1倍、大万馬券のゲットとなった。 再びの万馬券定期となって、税金と駐車場代を一気に取り返した。 また、俺自身の過去馬連最高配当の記録をわずか二週間で塗り替えた。 3週連続万馬券、この勢い、どこまで続くのだろう?

今日の教訓 「備え(万馬券)あれば憂いなし」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 16 >を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 14 >

1999 / 12 / 04

今日から「ワイド」という新馬券が登場しました。 もうすでにご存知の方も多いと思いますが、簡単に説明させて いただくと、正式名称は「拡大馬番連勝複式馬券」と言われます。 解りやすく言えば、1着−2着、1着−3着、2着−3着でも 的中という馬券であり、従来の馬連馬券は1着−2着のみが 的中であるため、ワイドだと的中率は3倍アップという訳です。 ただし配当は逆に3分の1程度になってしまいます。

今日の俺は風邪が治らず、家でPAT投票です。残念なのは PATではワイドを買うことができないこと。よって、今日は 馬連馬券を買って、「もしワイドだったらどうなるか?」と分析する ことにしました。分析の結果だけ簡単に公開する。

@ 配当についてだが、穴で決まるとオッズは3分の1以上に下がり、 固いところでは2分の1程度にとどまる。
A 的中率については、一概に3倍になると決めつけるのは危険。 弱い馬は所詮弱い。
B 中穴の馬狙いの流し馬券は儲かる。
C 予想に自信があるなら馬連、自信がないときにワイド。 ただし、同じ目の馬連・ワイドを買えば保険になる。
D 混戦のレースでは、堅実な馬のワイド馬券は美味しい。
E 本命党はワイドで穴を狙うので、馬連の穴の配当がアップしている ように感じる。

( マル狂の結論 ) 自信の穴は馬連だ。すべてのレースでワイドを買う必要はない。

明日は中山に乗り込み、以上の点を踏まえてワイドを買ってみたい。

いよいよ12月、暮れの中山開催です。有馬記念で有終の美を 飾りたいもんだ。 秋からのG1レースはこれまで、1勝5敗。 G1レースの場合、俺は、今まで追いかけていた馬や好きな馬を 買っているため、得意の調教診断をあまり活用していない。 今後もG1レースではこのスタンスを変えるつもりはないが、 今週のG1阪神3歳牝馬ステークスだけは、出走馬への思い入れも ないので、いつもの調教予想スタイルで攻めてみたい。 マル狂の狙い目は、マイネアメジストとマヤノメイビー。 自信度100とまではいかないので、これこそワイドか?

< 12月4日 中山5レース 3歳新馬 > 芝 1600m 15頭立て

新馬戦であり、15頭すべてがデビュー戦である。 調教診断で、ただ1頭ズバ抜けていたのが、ニシノアルタイルという馬。 単勝人気では5番人気だが、人気を集めている馬が3頭いたので、 調教の良かった馬への8点流しであっても馬連では4点が万馬券だ。

レースは結局、俺の◎ニシノアルタイルが直線一気に伸びて 余裕の1着、2着に10番人気のシンボリアパッチが突っ込み、 ◎−△で的中! 3着、4着の馬も押さえていたので気分よく レースが見れた。 ちなみに、ワイドを買っていたら2点的中ということになる。

馬連、130.8倍、これで2週連続の万馬券ゲット! (ワイドだと、8.7倍と31.5倍の2点的中でも、馬連には届かず)

今日の教訓 「自信の◎にはワイド不要」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 15 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 13 >

1999 / 11 / 28

俺は先週から風邪で体調絶不調、こんな体調での馬券予想は 身体に毒である。にもかかわらず、馬券を買い続けている俺は やはり救いようのない馬鹿なのか・・・。 実は先週の競馬予想で、俺は馬鹿から鬼馬鹿に進化してしまった。 先週の日曜の東京3レースで120.6倍の万馬券をゲットしたと 思ったら、なんとPAT(電話投票)の操作ミスで痛恨のハズレ。 (その事に気付いたのはレース終了し万券自慢のシナリオが完成 した後、次のレースの馬券を購入したらPAT口座の残高が増えて いなかった)

俺のガッツポーズは何だったの・・・。

そして極めつけは、京都10レースの京都ハイジャンプという 障害レースでの出来事。13頭出走し完走したのは、たったの6頭で あとの7頭は落馬という珍しいレース。勝ったのは俺の◎だが、 流した5頭がすべて落馬し、馬券はパー。こうなると、もう笑うしかない。

迎えた今週は、昨日土曜が3勝10敗で久々の鬼負け。 そして今日、日曜は昨日の負けを取り戻そうと第1レースから勝負するも 3連敗。第4レースで固いところを狙って、本日、1本目の的中。 安い配当でも、的中するとやっぱり嬉しい。 そして、次の第5レースを迎えた。

< 東京第5レース 4歳上500万下 > (18頭立て 芝1800m)

極めて難解なこのレース、どの馬も信頼性に欠け、かつ18頭の 多頭数だ。大荒れの雰囲気が漂い、万券の匂いがプンプンする。 1番人気は武豊のクラシックステージという馬で、実力ではNo1だが 今回は休み明けで、消える可能性もある。 こんな時は、過去の実績よりも現時点での好調度で馬券を決める ほうがいい。マル狂自信の調教診断の出番である。 おっ! 1頭、調教の動きが抜群の馬がいた。(調教タイムは割愛する)

マイネルブライドルという馬である。最近の成績は目もあてられないし、 オッズを見ると、18頭立ての10番人気・・・これを見ちゃうと不安に なるが、調教診断を信じて俺はマイネルブライドルに◎を打った。 相手も調教診断で選んだ10頭。◎が10番人気の人気薄なので 無理に相手を絞る必要はなく、◎からの10点流しとした。 馬連オッズを見てみると、10点すべてが万馬券である。 「これは、おいしい!」

レースがスタートし、まずはアイシャルヒーローという逃げ馬が 先頭に立って、2番手を俺の◎マイネルブライドルが追走する。 「よし、絶好のポジションだ」 いつもこの馬はビリのほうにいるが、今日に限って前を行く。 気になる1番人気の武豊は4コーナー手前でジリジリ下がって いった。

4コーナーをカーブして最後の直線に入って、◎マイネルブライドルが 伸びてきて、逃げ馬を抜いて先頭に立つと、外からベラシアス、 リュウソウ、ダイワゴールデンという馬たちが、一気に突っ込んできた。 俺はこの3頭を全て買っている。 俺の心臓がバクバクしてきた。ベラシアスの脚色がよく、最後に ベラシアスが前に出てゴールとなった。

1着 ベラシアス 2着 マイネルブライドル となり、△ー◎で的中!! ベラシアスは9番人気くらいだったので、これは大万馬券の筈。

馬連、ド、ド、ドカーンと 504.7倍! 鬼万馬券のGETとなった。 俺にとって、馬連過去最高配当の新記録を塗り替えたのであった。 払戻しが10万円を突破したので、万馬券定期預金にします。 夢精を超える気持ち良さとは、こういう事をいうのだろう。

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 14 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 12 >

1999 / 10 / 17

先週は久々の万馬券ゲットで、すっかりご機嫌と なったこの俺。今週もこの勢いに乗って、ドッカーンと 儲けてやろうと思って臨んだ土曜競馬。

実は金曜に同居する親父から注意されたことがある。 それは電話料金が最近膨大だという事。 通話明細を見せつけられ、俺は2万払う羽目になった。 通話明細にはインターネットとPAT(競馬の電話投票)の 回線番号がズラっと並んでいたのだから仕方ない。 先週の儲けのおかげで、俺は気前良く2万を払った。

今週も2万位、今の俺なら楽勝で取り返せるぜ!! と、強気に勝負した昨日(土曜)は、マジかよの 0勝8敗で、今日の俺はすっかり弱気。 先週の儲けも残り少なくなってきて、今日のレースの レートを下げる有り様。一点100円や200円というのが やたらと多い。実は、このレート下げが裏目となって しまった・・・。

< 東京9レース アイビーステークス> 3歳オープン 芝1400メートル 11頭立て

3歳戦といえば、万馬券自慢PART11で説明した 通り、「マイネルの法則」が使える。 このレースには、マイネルファイターという馬と マイネルファラオという馬の2頭のマイネル軍団が出走して きた。人気は、11頭立ての8番人気と10番人気だ。 調教タイムを見てみると、マイネルファイターのタイムが 抜群にいい。調教の動きだけでいえば1番人気になっても おかしくない。この馬は、新馬戦に勝ったばかりでレース 経験が少ないのは気になるが、8番人気なら美味しいぞ。

俺はマイネルファイターに◎を打った。

レースがスタートして9番人気のシアトルフレームが先頭に 立って、2番手を追走するのがマイネルファイターだ。 そのままの体勢で最後の直線に入った。俺は先頭の馬も 買っているので、このままの体勢でゴールでもいい。 俺の◎は懸命に先頭を追うが、その差はなかなか詰まらない。 「このまま2着でいい。そのまま、そのまま!」 しかし、後続の馬がドッと押し寄せてきた。 先頭はシアトルフレームが楽々ゴールし、2着は3番人気の コスモハリケーンと俺の◎マイネルファイターが並んでゴール。 「げっ!どっちだ?」 写真判定の結果、マイネルファイターが2着となって的中。

馬連、111.0倍、万馬券GETとなった。 それにしても、どうして俺はレートを下げてしまったのだ・・・ 万券獲って後悔倍増、それでも2週連続の万馬券ゲットなら 良しとしよう。

今日の教訓 「自信の◎を馬鹿にしてはいけない」 次回、< マル狂の万馬券自慢 part 13 >を乞うご期待!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 11 >

1999 / 10 / 10

最近、競馬予想は、すこぶる劣悪であり、調子が 悪いなんてもんじゃない。全く当たらないのである。 俺は、1日レースを楽しんで、その日の投資額の80%が 戻ってくれば、まあ良しとしている。1万円入れて8千円が 戻れば2千円の損だが、その2千円は遊び手数料として 支払ったと考える。実際に遊び楽しんでいるのだから、20% なら許容範囲である。もちろん、予想のプロ?である以上、 儲かればベストだが・・・。

ところが、近頃の負けは許容範囲を大きく突破してしまうのだ。 この前なんか、1日に15レース勝負し、的中したのは たったの 2レース。しかも的中の2レースはガチガチ馬券(配当の安い 固い馬券)だから、収支は鬼マイナス。決して、穴ばかり狙って いる訳でもなく、本命馬券だって買っている。どうしてだ!!

不調の原因として一つだけ心当たりがある。それは電話投票である。 家で馬券を買うとなると、どうしてもテレビの画面で馬の気配や 毛並み、汗の出方などを確認しなければならない。 俺はグリーンチャンネル(競馬専門TV)を契約していないので、 昼間は埼玉テレビを見ている。千葉県在住なのに千葉テレビよりも 埼玉テレビの方がよく映るのだ。しかしながら、埼玉テレビも画面が チカチカして見ずらく、ひどい時には、俺の馬(◎)が勝ったと 思っていたら騎手の帽子の色が違っていたなんて事もあるのだから困る。 そんな画面だからとても馬の調子を見極められないのである。

だったら、グリーンチャンネルを導入しろと言われるかもしれないが、 負け続きで金が無いのだから仕方ない。俺は以前、電話投票の利用権を ゲットした頃、グリーンチャンネルを契約しようと思って、近所の おかじま電器へ出かけた。機器類は手ごろな値段で「これは買いだ」と 判断したものの、変な家の造りのため、アンテナ設置にデカク金が かかる事が判明し、購入を断念したのだった。

あの時、思いきって購入するべきだった・・・・ なぜなら、アンテナ1個をケチったために、アンテナ5個相当分の 馬券が散ったからである。 世間では、これを「後の祭り」と言う。俺流に言わせてもらうなら 「犬の糞を踏まないように飛び越えて着地したものの、バランスを 崩して、自分の後頭部で糞を踏んづけた」である。

予想不調の原因として、もう一つ、エロ画像部の部長に就任したり、 やっとの思いで退部した矢先に、今度はスーパーエロ画像部の 創設とあまりにも忙しい。馬券予想もゆっくりできないという始末。 でも好きでやってることだから、これも仕方ないのだ。

先週は、大学のスキークラブのOBゴルフコンペがあった。 土曜日プレーの一泊二日のため、競馬予想は日曜のレースだけ。 宿は老神温泉(群馬県)の山楽荘という旅館で、露天風呂もあり、 なかなかの旅館だったが、スポーツ新聞が売っていないのが難点。 さすがの俺も新聞なしでは予想はできない。ここで馬券購入を 諦めてもよかったが、一階ロビーにスポーツ新聞が金具に止められて 掛けてあるのを発見してしまった。これは盗むしかない、マンビ王と 呼ばれる俺にとっては、朝飯前だ。

日曜の朝、掛けてあるスポーツ新聞の競馬ページを大楽勝で 抜き取りマンビは当然の成功。さっさと予想も済ませ、PAT(電話 投票)の端末を公衆電話に接続して、やれやれと思ったその時、 な、なんと端末のバッテリー切れとなった。ここまできては、馬券購入を 諦められず、俺は旅館の売店で「単3のアルカリ電池を二個下さい」と 買いを入れたが、電池は売店にはなかった。「今日は馬券は 買えないか・・・」と思っていたら、売店のオヤジが親切にも 「旅館を出た向かいのタバコ屋で電池売ってるよ」の一言。 やっとの思いで電池をゲットし、8つのレースの馬券を買った。

そこまでしたのに、どうして、0勝8敗なの・・・。 「今日は馬券を買わない方がいいよ」という神のお告げを無視して 新聞と電池をゲットしてしまったのがいけなかった。 それにしてもスポーツ新聞というのは、競馬予想するには情報が 少なすぎる。俺が予想する時に最も重要視する調教データが ほとんど掲載されていない。やはり日刊競馬は必要だ。

いよいよ秋競馬も始まり、そろそろツキをグッと引き寄せておきたい ところだ。 今週は秋の東京競馬場の開幕週だが、俺はこの週末はカミサンと 千葉でキャンプという訳で、数あるレースの中で5つのレースを 厳選し勝負することとした。もちろん、愛読の日刊競馬を読んで。

10月9日(土) 東京4レース 3歳新馬 ( 芝1400メートル 12頭立て )

新馬戦であり、12頭全馬がデビュー戦で過去のデータは全くなし。 予想するには、血統や調教状態を参考にするしかないが、 俺には「マイネルの法則」という予想スタイルがあるのだ。 これは解り易く言えば、「3歳戦ではマイネルを買え!」という 法則である。具体的な説明は、長くなるので割愛する。

出走する12頭の中に、このマイネル軍団が一頭いたのだ。 マイネルコーラスという馬だ。 調教のタイムもまずまずで、人気は12頭立ての9番人気、 これは狙ってみる価値がある。 俺は、迷わず、◎マイネルコーラスから流した。 このレースは1400mの短距離戦であり、スタートの出遅れは 致命傷となる。出遅れだけは勘弁してもらいたいところだ。

ゲートが開きスタートした。 「まずまず揃ったスタートですが、1頭出遅れたのが10番 マイネルコーラスです」とラジオ日本の実況。 まさに俺の◎である。通常ならば、ここで俺のレースは終わりと なるが、ここからがメイクドラマの始まりであった。

先頭に立って逃げるのがストラテジーという5番人気の馬で 俺の◎はケツのほうだ。ラジオの実況では俺の◎の名前を 全く言うことなく、こりゃダメだと普通なら思う。

最終コーナーをカーブして、先頭はストラテジー、もうセーフティ リードで1着は間違いない。一応、この馬に俺は△を打ってある。

2着争いが大激戦、実況では人気馬の名前ばかりが叫ばれている。 今だに俺の◎の名前は出てこないので、こりゃビリ争いだなと 思っていた最後の最後に、ラジオの実況が 「2着争い大激戦、脚色がいいのはマイネルコーラスだ! 先頭はストラテジーが今逃げ切ってゴール。2番手は マイネルコーラスが上がったところでゴール!」

なんと△−◎で的中である。 馬連、ガツンと 212.2倍、万馬券ゲットとなった。 この日の俺は、選んだ5つの勝負レースで、この万馬券を はじめとして、89倍、56倍という高配当馬券を的中させた。 まさに射精の連続で、たいへん気持ちが良かった。

今日の教訓 「後の祭りのその後に、万券あり」

次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 12 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 10 >

1999 / 07 / 17

夏競馬 真盛り!
夏の競馬は、新潟・福島・函館・小倉などの ローカル開催となるため、競馬場に足を運ぶ 機会は全く無く、PAT(電話投票)フル回転となる。 これでは、電話回線使いまくりで、インターネットでの エロ画像収集状態と全く同じである。昼は馬券投票、 夜はエロ画像収集と大忙しだ。でも、こんな男が他に いるだろうか? 会社の休日出勤も終わったことだし、 ここらでキャンプにでも行きてえよ、マジ行こうぜ!!

7月17日(土) 新潟11レース 日本海ステークス ( 芝 2000メートル 16頭立て )

本日は新潟開幕週の初日で馬場状態は絶好と 言いたいところだが、金曜日の降雨で芝コースは ヤヤ重の発表。レコードタイムが出るようなコース状態 ではないにしても、開幕週でかなりの好タイムが期待 できる。

こうしたコースコンディションの場合、一般的には 先行馬有利と言われている。なぜなら、スピードが 生かされる馬場状態なので、多少バテてもゴールまで スピードがあまり落ちないからである。

日本海ステークスというレースに、今まで俺が 追いかけ続けてきた馬が出走してきた。 セザンファイターという馬である。

思い起こせば今年の3月、阪神競馬場での但馬 ステークスというレースに、この馬が出走し、16頭 立ての13番人気で勝ってしまったことがあった。この時 俺はこの馬から流して馬券を買ったが、総流しに しなかったため万馬券を取り損ねたのだ。勃起する ことを忘れたアソコのように、俺のショックはデカかった。

今回も当然に◎はセザンファイターだ。 調教の動きもマズマズだし、何と言っても逃げ馬である ことで俺の自信も深まった。開幕週には、もってこいの 馬なのである。 オッズを見ると16頭立ての9番人気、この馬としては これでも評価は高い方だ。そして、過去の失敗を反省し、 今回は総流しの15点買いとした。15点のうちの13点が 万馬券である、シメシメ ・・・。

「スタート決めてくれよ」と祈る気分で俺は見守った。 万が一、出遅れたら俺の馬券はパーだ。融通の利かない 馬なので、ハナ(先頭のこと)に立ってくれないと困る。

ゲートが開いた! セザンファイターが最高のスタートを切った。そして ムチが3発入り、先頭に立って第一コーナーをカーブして いった。もう1頭の逃げ馬のウメノダンサーという馬が 二番手を追走した。 「よし、予想通りの展開だ。そのまま逃げ切れよ!」 俺はチンコを握り締め、じゃなくて、俺はこぶしを握り締め 心臓をバクバクさせていた。

1000メートル通過が1分1秒台、「よし、スローペースだ」 セザンファイターが先頭のまま最終コーナーをカーブした。

すると、二番手を追走していたウメノダンサーが 先頭に立った。 「セザンファイターはどうやらここで一杯になった」と実況 中継のアナウンスが聞こえた(一杯とは、力尽きたという意味)。 そして、後方に待機していた馬たちが一気に襲い掛かって きた。

「あ〜、もうダメだな」と思ったその時、セザンファイターが 再び、盛り返してきた。すごい勝負根性である。 「差せ!差し切れ!」 射精一秒前の絶頂だ。 なんと、この馬、抜かれた2頭を抜き返して、ビックリ仰天の 1着となった。2着には6番人気のウメノダンサー、 3着には13番人気の馬が入った。

馬連、ガツンと 147.2倍、万馬券ゲットとなった。 もし、2着と3着が逆だったら700倍で21万円だったのに・・・。 まぁ、欲を言ったらキリがない。

次回、<マル狂の万馬券自慢 PART 11 >を乞うご期待!! それから、エロ画像もヨロシク!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 9 >

1999 / 05 / 16

俺は5月15日(土)〜16日(日)の二日間で 渋川の伊香保温泉に行った。混浴の露天風呂に 2回も入るが、女はいなかった。

競馬も、この二日間はお休みとしたいところであったが、 電話投票の端末を旅館へ持ち込み、土曜のレースで 勝負するも、大損 ! 露天が気になって予想に集中 できなかったのが敗因、まったく懲りない男である。

露天で期待がハズレ、馬券もハズレ、「二兎追う者は 一兎も得ず」とはこういう事を言うのだろう。 結局、日曜のレースは、新潟競馬と東京競馬のメインレース だけを前日の前売りで電話投票にて購入した。

16日の日曜は伊香保温泉の近くにある水沢観音を 観光した。お賽銭箱へ五円玉を投じ、百円の線香を買って 家内安全と馬券的中を祈願した。

< 5月16日(日) 新潟10レース 新潟大賞典(GV) > ( 芝コース 2000m )

万馬券自慢 PART6を思い出して下さい、と言っても誰も 覚えていないと思うので、説明しよう。

今年の正月競馬の京都金杯というレースで万馬券ゲットした 時の◎がブリリアントロードという馬だった。その馬が 本日の新潟のメインレース(新潟大賞典)に出走した。 京都金杯で2着に入り、万馬券の立役者となったが、その後は 3つのレースに出走し、成績は9着・7着・14着とボロボロ。 9着のときは相手が強すぎで格が違った、7着・14着のときは 左回りのコースだった。この馬は左回りのコースが大の苦手で 勝った事もなければ3着以内に入った事もない。しかし、一方で 右回りのコースでは、10回走って1着が3回、2着が2回という 成績でなんと50%の確率で馬券に絡んでいる(2着以内)。 そして今回の新潟競馬場は右回りコースであり、ブリリアント ロードは絶好の狙い目である。

オッズではなんと、14頭立ての14番人気(ビリ人気)の ブリリアントロードに俺は自信の◎を打った!! そして、対抗馬(○)には俺の好きなエイシンガイモン(11番人気) という馬を指名した。この2頭で決まると300倍・・・シメシメ・・・。 ◎から9点買いをした。

レースがスタートし、ポートブライアンズという馬が、他馬を大きく 引き離し大逃げを打った。2番手にエイシンガモン、3番手を ブリリアントロードが追走する。

そのままの展開で4コーナーを曲がり最後の直線を迎えた。 逃げた馬はスタミナ切れとなり、先頭に立ったのがブリリアントロード で、その直後にエイシンガイモンがいる。俺の◎と○だ!! 「よし、そのまま行け!」と俺も久々の興奮状態だ。このまま 決まってくれれば、俺の手元に15万円が転がり込むのだから、 当然、熱くなる。 しかし、ゴール直前にエイシンガイモンが、エリモソルジャー (8番人気)という馬に差されてしまった。

結局、俺の◎ブリリアントロードがビリ人気に応えて見事1着、 2着のエリモも押さえていたので、馬券は的中! 馬連 ドンと 182.6倍!! 万馬券ゲットとなった。

俺はこのレースを、温泉からの帰り道(外環の和光付近)を 走行中の車内テレビで見ていた。みなさん、走行中に競馬を 見るのはやめましょう、超危険です。

という訳で、今日の教訓 「神を信じよう!」。
次回、< マル狂の万馬券自慢 PART 10 > を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 8 >

1999 / 04 / 25

いや〜、ご無沙汰です。 2月の中旬から運に見放され、ボロボロの 人生を送っていた。高速道路のP.AやS.Aで 馬券買えばハズレる、上越国際のセブンイレブンで 買ってもハズレる、尾瀬岩鞍リゾートホテルに 侵入して買ってもハズレるという始末。

3月から俺は電話で馬券が買えるようになった。 知っている人もいるだろうが、一応、説明しよう。 JRAのPAT会員に以前申込をし、それがやっと 当選したのである。

電話投票といっても、電話で「1−2を500円」などと 喋って買う訳ではなく、メール送信みたいな仕組みである。 これがまた大変便利で家に居ながら馬券が買えてしまう。 わざわざ車を飛ばして、駐車料金を支払って、入場券買って 競馬場に入る必要もなくなった。もっと言えば、全国どこに 居ても公衆電話で馬券が買える。

しかし一方で、馬の姿をこの目で確かめることができず、 少々物足りなさもある。それに馬券を手にすることはなく、 銀行口座で勝手に決済されてしまうため、予想が的中しても 馬券を眺めて余韻に浸ることもできない。ハズレ馬券を ビリビリに破り捨てることもできないのだ。何だか寂しさを感じて しまう狂この頃である。

やっぱり、競馬場へ行って生(ナマ)で見るのが一番なのかな〜。 そう考えると、SEXも生(ナマ)、ビールも生(ナマ)がいいというのも 納得できる。

おっと、話が変態モードに入ってきたので話題を変えよう。

まるで話は変わるけど、以前、俺はすさまじい光景を 目にしたことがある。 パドックで気合満々の馬を探していた時のことである。

それは牡馬・牝馬混合(オス・メス混合)のレースであった。 一頭の馬が立ち上がるような仕草を見せたので、目を凝らして よく見てみると、その馬の下半身(イチモツ)が なんと、 ソソリ立っているではないか!!下半身のみが気合満々 なのである。こんな馬は、まず切り捨てて良い。 なぜなら、その馬はメス馬に刺激を受けて興奮し、とてもレースに 集中できないからだ。(そういえば、学生の頃、シュネーの トレーニングの後でシャワーを皆で浴びていた時、勃起していた 奴がいたな・・・)

俺はこの話を会社の同僚に話した。するとそいつはこう言った。 「強いメスの逃げ馬がいれば、それを追っかけて2着になれる かもしれない。」

このセリフ、妙に説得力がある。弱い馬でもそういう状況下ならば 馬鹿力(バカな力天のことではない)が発揮できるかもしれない。 強いメスの逃げ馬が出走するレースでは、勃起馬は買いだ!! という結論が成り立つ。 我ながら、すごい予想スタイルがまた一つ確立することができた。

でも、こんな考えで馬券を買って、本当に当たるのだろうか? この件について、君たちもこの俺と真剣に議論したいと思って いるだろうが、まずは俺に言わしてくれ。 俺には今、とてつもないスゴイ疑問が沸いている。

「君は100%フル勃起状態で全力疾走ができるか?」 こんな事が果たして可能だろうか・・・いや、俺には無理だ。 想像しただけで腰が引けてくる。実際に試してみるとよく解るが、 エリマキトカゲのような走り方になるのだ。ちなみに、俺は 実験済だ。(股間をかばうという男の本能が働くのだ。) エリマキトカゲのような走り方をしている男を街で見掛けたら、 その男は間違いなく勃起していると思っていい。

結局、勃起馬は消し!!という結論が正しい。 あ〜ぁ、・・・ こんな結論を出すまでに、俺はずいぶん無駄な 時間を費やしてしまった。でも、その代わりといっては何だが、 勃起評論家という地位と名誉を得る事ができたような気がする。 今後は、勃起馬を発見したら、そのレース振りに注目していきたい と思う。 それでは、本題に入る!!

< 4月25日(日) 東京7レース 4歳500万下 > 芝 1600メートル 18頭立て

今日は中山競馬場に馬券を買いに行った。 電話投票で買うつもりでいたが、専用口座に金が83円しか入って ないことに気付き、慌てて出かけて行ったのである。 最近、競馬予想は、すこぶる絶不調で軍資金も僅か・・・。 ここらで、デカク儲けたいところだ。

東京7レースはフルゲートの18頭立てでコレという強い馬は 見当たらない。こんな時は波乱となる可能性が高く、穴狙いが おもしろい。

18頭を見渡してみると、デビュー以来5回走って4回掲示板に 載った(5着以内)馬が1頭いた。他にも堅実に走る馬はいたが、 いずれも上位人気でオッズが低い。しかし、その1頭は人気薄で 8番人気、しかも調教の動きも抜群、騎手は穴男の江田照男。 俺は迷わず、フクトシサカエというその馬を◎として穴馬券を 購入した。

レースはデイスプリングという9番人気の馬が逃げきって、 2着にフクトシサカエが突っ込んだ。 馬連、ドッカ〜ン と 264.3 倍! 万馬券ゲットとなった。

次回、マル狂の万馬券自慢 PART9を乞うご期待!

「早く!早く〜ぅ!浴びるように飲みた〜い!」 と叫ぶ女が集まる居酒屋 ・・・・ 早漏の瀧

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< マル狂の万馬券自慢 PART 7 >

1999 / 02 / 13

いゃ〜 ご無沙汰しております。 2月13日(土)の今日は風がピュ〜、ピュ〜。ホント寒かった。 きっと山は吹雪だろう。「天気が荒れると競馬も荒れる」という ことわざがあるのを君は知っているか? ・・・ 「知らねぇ!」 「でも爆弾を造ったことのある奴なら知ってるぞ!」

万馬券自慢もついにPART7まできました。思い起こせば PART1は確か去年の8月ぐらいだった。あれから7ヶ月、 ということは、月一回のペースでまずまず順調。これからも この調子で頑張ります。

今日は中山競馬場へ行きました。でも馬は東京競馬場(府中) で走っているのでモニター観戦です。レースが始まると、モニターの ところに人が集まってくる。そしてモニターにむかって「よし!」とか 「いけ!」とか「馬鹿!ヘタクソ!」などとわめいている。

その光景を冷静に見ているとなかなかおもしろく、なぜか腰を クネクネ動かしている奴や頭を小刻みに動かしている奴がいる。 それは一種の癖で、興奮すると自然と身体が動くのだろう。

そして驚いたのは、いきなり倒れて担架で運ばれたオヤジがいた。 俺も有馬記念をはずした時は倒れそうになった。よほどの ショックだったのだろう・・・。

競馬場でウンコをしたくなったら我慢せずに早めにトイレに いったほうがいい。これは俺の教訓だ。 今日、俺はウンコを我慢していた。馬体重のチェックやオッズを 見たりしているとついつい我慢してしまう。ウンコするタイミングは バドックの馬の周回が終わって、オッズを確認し、予想をして 馬券の購入をした後である。なおかつ、レースが始まるまでの ほんの10分しかないのだ。

俺はそのタイミングで便所に駆け込んだ。すると、なんと満室 ではないか! 当たり前である、みんな同じタイミングで動いて いるのだ。 俺は空くのを待つことにしたが、なかなか出てこない。 耳をすますと新聞をめくる音が聞こえてくる。ウンコをしながら 競馬新聞を読むとなぜか集中できるのだ。これは俺もよく使う手だ。

やっとの思いでウンコをし便所から出ると、モニターの前には もう人が集まっている。 さぁ、レースの始まりです!!

2月13日(土) 東京3レース 四歳未勝利戦 ダート1600メートル (15頭立て)

未勝利戦とは、デビューしてから一度も勝ったことのない馬たちの レースです。デビュー3戦〜5戦の馬が中心で、経験も少なく、 予想についつい苦労するものです。こんな時は、過去のレース 結果(着順)よりも、現時点で絶好調な馬を探してみると予想も 楽チン。

調教の状態、パドックで輝いている馬はどれかをよ〜く見て みると ・・・ 1頭いたぞ! 調教の動きは抜群と日刊競馬に 書いてある。パドックを見ると気合に満ち溢れて歩いている。 グラスワールドという馬だ! これまでに2回走って4着、7着と 成績は今イチだけど、この馬に自信の◎を打った。 オッズを見ると人気薄で8番人気く゛らいで絶好の狙い目! 騎手は江田照男という男で、昨年、テンジンショウグンという 馬で10万馬券を叩き出した穴男だ。

俺はグラスワールドから流した。

レースがスタートし、俺の馬は馬群の真ん中を進む。 3コーナーから4コーナーにかけて、じわじわとグラスワールド が上がってきた、手応え抜群だ!

ゴールまであと残り200メートルのところで完全に抜け出した。 これでグラスワールドの頭は固い。問題は2着争いだ。 2着争いに激しさが増してきた。ロードケンユーという馬と マジックポケットという馬の叩き合いになった。慌てて俺は 新聞に 目をやった。よし、2頭とも買っている、でもちょっと待て・・・ ロードケンユーは1番人気だ、マジックポケットはあまり人気が ない。(ロードなら50倍、マジックなら万券) こうなればマジックのほうがいい。「マジック来い!」

マジックが前に出た! 気がついたらグラスワールドに並んで ゴールした。

馬連 ガツンと 115.5倍! 万馬券ゲットとなった。

この日のメインレースで俺はヒシナイル(14頭立ての11番人気の馬) という馬で大穴狙いをしたが、その馬はビリの14着に終わった。 世の中、そうは甘くない・・・。

そんな訳で、次回 「マル狂の万馬券自慢 PART 8」を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 6 >

1999 / 01 / 05

みなさん、あけましておめでとう! 今年も悪いけどこの俺に付き合ってくれたまえ。

昨年のG1馬予想は有終の美を飾れず、有馬記念を 目の前で見ていた俺は放心状態となり、そのまま新年を 迎えた。

今日、1月5日は競馬の元旦と言われていて、一年のうち 唯一、平日にレースが行われる。俺は4日から会社で、もちろん 今日も会社だ。しかも、今日は朝九時から会議が始まり十二時に 会議終了、競馬の予想が3時間もできた。 会議終了と同時に挨拶まわりに行くと言って俺は営業車に乗り 込んだ。もちろん、挨拶する相手は馬である。

午後1時に中山競馬場に到着した。異常に混んでいる。 なぜなら正月競馬は、お年玉を倍にしようとする子供がいるからだ。 それにサラリーマンも多い、ネクタイ締めて馬券買っている奴が やたらといる。「オメーら、仕事しろ!」と言いたいところだが、俺も 実はネクタイをしている。年に一度しか見ることができない不思議な 光景だ。

この日のメインレースは金杯というレースで中山金杯と京都金杯の 2つのレースだ。競馬ファンにとっては今年の自分の儲けを占うレース である。いずれもハンデ戦で過去に何度も荒れている。 (ハンデ戦とは、強い馬におもりが付けられていると思って下さい。)

平成11年1月5日(火) 京都金杯 GV 芝2000メートル

ハンデ戦の場合、俺は穴を狙う。これが俺の予想スタイルだ。 13頭のレースで上位人気の馬はハンデがきつい。 1番人気が57.5キロ(ブラボーグリーンという馬)、2番人気は 58キロ、3番人気で56キロという重量を背負っている。 最軽量は53キロであった。

53キロの馬が5頭いる中で、ブリリアントロードという馬がいる。 この馬はハンデが軽いと好走するというデータがある。今回の 1番人気のブラボーグリーンとは前回対戦し、2着で負けたものの ブラボーとは0.1秒差、しかもその時のハンデ差は4キロに 対し、今回は4.5キロ差で十分逆転可能だ。

オッズを見るとブリリアントロードは7番人気、なんでこんなに 人気がないのだろう・・・。答えは簡単だ、お年玉を倍にしようと している子供はハンデが理解できないのだ。「よえー馬は やっぱり、よえー」という理屈はハンデ戦では通用しない。

俺は迷わずブリリアンロードから流した。 レースがスタートし俺の馬は後方にいる。1コーナー、2コーナーを 過ぎいよいよ3コーナー、なんと俺の馬は13頭中ドンケツを 走っている。マジかよ!。 そして最終(4)コーナー過ぎて最後の 直線をむかえた。しかし、俺の馬はケツから2番目・・・。 モニターの画像が先頭集団を映すと俺の馬は画面から消えた。 「とことんよえー馬はハンデ戦でもよえー」のかと思い、モニターを 見ていると最軽量の別の馬(9番人気の馬)が先頭に立った。 ダメだとあきらめかけたその時、モニターに追いかけてくる馬の 影が見えた。もしや・・・・

ブリリアントロードがすごい脚で突っ込んできた。 「差せ!差せ!差せ!」 と 思い通じて2着に届いた。

馬連、ドンと 123.6 倍、万馬券ゲットとなった。

金杯とは・・・カネが一杯 という意味だ。 早くも来年の金杯が楽しみだ!!

次回、マル狂の万馬券自慢 PART 7 を 乞うご期待!!

BY マル狂

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< マル狂の万馬券自慢 PART 5 >

1998 / 11 / 21

平成10年11月21日 天候 晴れ 東京4レース 3歳新馬戦 ダート1200m

10頭立てのレースで、すべての馬がデビュー二戦目であり、 デビュー戦ではたったの1頭を除き残りの9頭は掲示板(5着 まで)にも載らなかった。荒れる雰囲気が漂っている。 前走唯一、掲示板に載った(4着)サンドキャッスルという馬が 圧倒的な1番人気でかつての短距離王サクラバクシンオーの 子供だ。前回俺はこの馬から流しハズしており、今回あまりに 人気になっているので、俺は今回穴馬探しをしてみた。

するとなんと、ダービー馬の子供がいるではないか! 父親がウイニングチケット(平成5年のダービー馬)でマイネル チケットという馬だ。この馬のデビュー戦は9頭立ての8番人気 でビリに終わっている。今回も人気低く、穴狙いの典型的な馬 と言える。そして調教の動きは抜群との情報も有り、まさに 絶好の狙い目だ。俺は迷わずマイネルチケットから流した。

ゲートが開き、俺の馬は中段を進む。 最後の直線を向かえ、グングン伸びて来る馬がなんとマイネル チケット、あっという間に抜け出して1着ゴールした。 2着争いは混戦の中、なんと10番人気(ビリ人気)のニシノ クロシオという馬が突っ込んできて、馬連ドンと319倍 !! 穴狙いは総流しの鉄則により見事にゲットした。

これで2週連続の万馬券ゲット! ノリにのってるマル狂、とどまるところを知らない。 俺の予想にのるなら今だ!

BYマル狂

菅原くんへ
エロ画像が文字化けしていると思うので 例によって文章でコメントする。 「推定年齢17歳、セーラー服姿でノーパン状態。下半身のみ あらわにし、大陰唇大き目。少々前付き。挑発的にカメラ目線」 以上

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< マル狂の万馬券自慢 PART 4 >

1998 / 11 / 15

11月15日(日)晴れ この日はシュネーゴルフコンペから10時30分帰宅した。 その足でエリザベス女王杯の馬券を買いに中山競馬場へ 向かった。エリザベス女王杯だけ買うつもりが、東京5レース 障害オープンからなぜか勝負。

<東京5レース障害オープン ダート3300メートル>

12頭立て、1頭出走取り消しし11頭でのレース。 エアファントムという馬がいる。前走11頭立ての8着。 それ以前は3ヶ月休養していた。休養前は堅実に上位 争いをしていた。それが今回8番人気くらいで、どうやら 前回の8着が嫌われて人気を落としている。穴党に とっては絶好の狙い目、これを買わない手はない。 エアファントムから俺は流した。

結果は4番人気の馬が勝ち、2着にエアファントムが 突っ込んで馬連199.5倍。約二ヶ月ぶりの万馬券 ゲットとなった。

次回、マル狂の万馬券自慢 PART5 を乞うご期待!!

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< マル狂の万馬券自慢 PART 3 >

1998 / 09 / 27

 1998年9月26日(土) 天候・・・曇り時々雨 冷たい風の吹く肌寒い日だった。空はどんよりとしており、薄暗く、昼間だと いうのに中山競馬場には照明が灯されていた。嵐の匂いに包まれていた。

 この日は千ヶ崎夫妻が一緒であった。千はこの日、究極の穴狙いに徹してい た。風がより一層強くなってきたところで、5レースのスタートとなった。千 は 例によって穴狙いに徹し9番人気のサクラホマレオーという馬から流してい た。俺の予想は当初本命狙いであったが、嵐の匂いと吹き荒れる風が 俺の予想を変えた。過去3戦いずれも2番人気でありながら、着順は9着5着 5着と人気を裏切ってきた馬でリュウソウという名の馬がいた。今回さすがに 人気を落として8番人気、まさに狙い目である。俺は迷わずリュウソウから 流した。

 11時50分、5レースがスタートした。勢いよく飛び出していったのはサ クラホマレオー、まさに千の馬だ。俺の馬は馬群の真ん中あたりを追走していた。 3コーナー手前で先頭はまだサクラホマレオーだ。千は「よし、そのまま! ここでゴールでもいい!」と早くも叫んでいる。

すると俺の馬リュウソウがじわじわと上がってきた。 最終コーナーを曲がり最後の直線勝負となったところで、 それまで気分よく先頭を飛ばしていたサクラホマレオーに異変が起きた。 アゴがあがり目がうつろ、ムチを入れれば入れるほど足が前に出なくなってきた。 まさにヘベレケという表現がピッタリの状態で、千のレースはここで 終わった。すると気合十分にグングン伸びてくる馬がいるではないか! ゼッケン7番リュウソウだ!風の如くゴールを先頭で突き抜けた。

 馬連はドンと121.4倍、万馬券ゲットとなった。 雨混じりの強いかぜが吹き付ける中、千は叫んだ。

 「よえー馬は、やっぱり弱い・・・これが俺の結論だ!!」 まさにそのとおりだ。しかし、よえー馬をなぜか買ってしまうところに競馬の おもしろさがある。

次回、マル狂の万馬券自慢 PART 4 乞うご期待!!

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Photo: エルコンドルパサー引退式

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